ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

第31話 2019年島津発祥祭り(2)

ここまでは島津の由来と島津宗家について説明がありました。そして目を前に見るとその物語の登場人物たちがその時代に模した服装で行進していきます。
ここからついに都城島津(北郷 ほんごうと読みます)家の誕生です。
今からおよそ700年前島津家第四代当主である島津忠宗、その6男に北郷資忠がうまれました。
彼は合戦で功績をあげたので室町幕府から北郷300町を与えられました。
その居城を都城市山田町の(薩摩迫)に定め、その地名から北郷と姓を改めました。
こうして北郷家の歴史が始まります。
この説明のパンフレットを見ている間もこしに乗った武者姿の人物やおつきの者や護衛が進んでいきます。
さて、物語も中盤に差し掛かったころ、ひときわ目立つ武者が馬に乗って登場します。
都城盆地を統一した北郷家8代北郷忠相です。
ここでサプライズがあります。
とがったうさ耳のような大きいかぶとを身にまとい馬に乗っているのは現都城市長の池田さんでした。
いくら武門の家とは言っても大変だなあと感心しながら見ていました。
話を戻すとこの忠相の時代度重なる戦いによって所領は急拡大し現在の都城に加え、三股町、鹿児島県曽於市を含む都城盆地をほぼ統一されました。
まさに「中興の祖」ともいえる目覚ましい活躍でした。
次はトラと丸十字の家紋が描かれた灯篭が登場です。
時代は秀吉の時代、文禄の役の朝鮮でのお話です。
秀吉から命を受け命がけで虎狩をする歴史的事実を描いています。
さて今から350年前初の女性領主が登場します。
おんな城主「春嶺」(しゅんれい)です。
彼女は1641年北郷氏が一時当主が不在となったときに亡くなった当主の代わりに家老の補佐を受けながら16年もの間都城の治政を行ったとされています。
こしに乗った美女の春嶺とおつきの女性たちが麗しい姿で行列に花を添えます。
そのすぐ後に江戸時代の教師に扮した男性達と子供たちが登場します。
このパレードの名前の由来となつた「明道館」です。
これは都城で初めてできた学校です。
江戸時代中期に当時の城主島津久倫のよってつくられました。
そこでは論語を学んだり、武術の稽古や体の鍛錬がおこなわれてきました。
さて長きにわたるパレードも残りは幕末のみとなりました。
次回もお楽しみください。
ちなみにこのパレードでは何頭かの馬が登場しますがその後ろには馬の糞を取り除くために担当の人がゆったりと働いている様子も見ることが出来、とてもシュールでした。


          

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