付き合って結婚した後

三日月の空

早くも再会

小池が優人の元へ帰ってきた。

「んで、どうだったよ?」
「やっちまったよ…!俺、」

小池は中野を押し倒したことなどを伝えた。

「やっちまったなぁ〜!」
「わ、笑い事じゃないっすよ〜!」
「ま、明日もチャンスはあるから。」

明日の夜には、キャンプファイヤーをする予定なのだ。そこで、よくあるダンスを踊る相手して2人を引き合せる作戦だ。

「おーい!そろそろカレー出来んぞー!」
「とりあえず今日は諦めよう。」
「仕方ないか〜」

テーブルへつくと、小池の周りにみんなが集まってきた。

「席どうするー?」
「アレー?コンナトコロニアイテルセキガー!」
「小池、座っていいぞ。」
「お、ありがと。」

何故かわざとらしかったが、座ってみると、女子軍団まで寄ってきた。

「おっと中野ちゃん!ここ空いてるわよ!」
「えっ?でも…」
「いいから、いいから!」

小池と中野は隣合ってしまった。

「な、中野さん…奇遇だねぇ〜あはは…」
「そ、そうだね…」
「おい、お前ら!どうしてこんなこと…!」

実は優人に相談していた所を見られていたらしく、みんなで協力しようということらしい。

「ね、ねぇ!これ美味しいな!」
「そ、そうね…」
「それ、中野ちゃん達が作ったやつじゃない?!」

中野は恥ずかしくて水を飲もうとしたらこぼしてしまった。

「俺拭くよ!」
「ご、ごめんね…」



あれから、時間が経ち就寝時間となった。

「いや〜、今日は大変だったな!」
「お前らのせいだろうが!」
「それじゃ、恋バナといこうか!」
「よーしじゃあ小池!お前から行け!」

この後、めちゃくちゃ絞り取られた小池であった。

to be continued…

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