付き合って結婚した後

三日月の空

着ぐるみで写真

朝起きると、柔らかな感覚に包まれた。これは…陽菜の胸?!
朝日に照らされ、胸の谷間の陰が余計目立つ。

「…何…?起きたの…?」

陽菜は目を開け、顔を真っ赤にした。

「ふぇ?!何?!何で優人が私の胸に…」
「いやっ…!違…っ!」

昨日のセクシーランジェリーを着たままだったので、陽菜自身も驚いている。

「バカ!変態!」

陽菜は布団にくるまり、優人を睨む。

「俺は何もしてないって!昨日の…」
「…いいわよ!言わないでぇ!」 

陽菜は足早にタンスから服を取り、着替えてしまった。

「その…ご飯、作るね…」
「お、おう…」

陽菜との休日、優人はやりたい事があった。

「なぁ陽菜、もうすぐ5月だろ?」
「そうね〜どうしたの?」
「その…結婚記念日!だからその…」

陽菜は何かを察したようだ。たぶん優人の考えの通りだろう。

「何着てこうかな〜!」
「何で分かった?!」
「だって…奥さんだもん!」

優人は、結婚記念日に向けてデート兼プレゼント探しに行きたかったのだ。



2人はショッピングモールへ来た。

「優人〜!洋服見たい!」
「いってきな。」

陽菜はスキップしながら店へ…あれ?腕が…?!
陽菜は優人も連れて洋服を見るようだ。

「俺は…別に…」
「いいの!ついてくる!分かった?!」

陽菜は無理やり連れて店へ入った。

「おい…どういうつもりだ…?!」

そこは、コスプレ用品の専門店だった。

「昨日ネットで見つけてね〜!」
「着ぐるみ…か…?」

優人はくまの着ぐるみを着せられ、写真を撮られた。

「可愛い〜!さすが優人!」
「お客様、もしよろしければ宣伝用にお写真を…」
「いいわね!撮りましょう!」

2人は、顔出し用の穴が2つある着ぐるみに入れられた。もちろん、2人でひとつに。

「おい…せまいから…」
「なに〜?胸当たってるの気にしてる〜?」

陽菜は後ろで、くっついている。

「あの、陽菜さんは小さいので前に来てください。」

この着ぐるみは、前に穴があり身長が高い人が後ろでないと顔が見えない。

「もぉ〜!優人、変なとこくっつけないでね〜?」
「俺はしないからな?!」

陽菜は背中を擦りつけて、刺激してくる。

「撮りますよー!はい、チーズ!」
「いえ〜い!」

この後もショッピングモールで陽菜に付き合った。

to be continued…

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