前日の夜

「おえぇ…気持ち悪ぃ…」
「優人?!大丈夫?!」

優人は周りのノリで酒を飲まされ続けて、吐きそうだった。

「陽菜…寝かせて…」
「もぉ〜だからあんなに飲むなって…」
「だ〜か〜ら〜俺は大丈夫なの〜！」

陽菜は苦しそうな優人を必死に助けてくれて、最高の妻だ。

「陽菜…駄目か…？」
「駄目よ?!明日は式なんだから！」

優人は陽菜の膝に乗っかり、胸に顔を埋めた。

「優人ぉ…駄目…よ…？」
「陽菜、やらせてくれぇ〜！お願いだぁ〜！1回だけぇ〜！」
「うるさい！」

押し倒されて少しドキッとしたが、次の日は結婚式なのでやりたくないが優人がしつこくて思わずビンタしてしまった。

なんか胸の辺りに違和感が…しかし眠い…いや、変だ。
仕方なく陽菜は目を開ける。

「優人?!何してるのよ?!」
「あ、陽菜おはよう。」

優人は陽菜の胸に乗っかりうとうとしていた。

「おはようじゃないわよ！」
「なんだよ陽菜ぁ〜俺はお前が好きだぁ〜！」
「ひゃあ?!ばかぁ！」

優人は乗っかるだけでは飽きたらんと、胸を揉み始めた。

「そこまで言うなら…いいけど…？」

これでも私の夫だ。優人がここまで言うなら仕方ない、襲われてあげよう。

「あれ…優人？」
「むにゃむにゃ…」
「な…なによ！自分から言ったくせに〜！もう寝るからね！」

優人を見た時には、もう眠ってしまっていた。

「ん…もう朝か…」

目を開けると、優人の寝顔が見られた。

「私の大事な優人。なんか可愛いかも…」
「可愛い？」
「ふぇ?!優人?!」

優人が目を覚ましてしまった。

「可愛いってなんだよ。」
「も〜！なんでもない！」
「昨日の夜俺なんかしちゃった？あまり記憶にないけど…」

昨日のは思い出すだけで頭が沸騰しそうだ。

to be continued…

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