付き合って結婚した後

三日月の空

プロポーズPart2

「いらっしゃいませ。」

優人達一行は某有名アクセサリーショップへ来ていた。

「あの…もし恋人にプレゼントするとしたらどんな指輪がいいと思いますか?」
「プロポーズの予定でしょうか?」

優人は少し迷ったがはいと答えた。

「そうですか!それではこちらはいかがでしょうか?」

勧められたのは、よく分からないが水色がかったリングに名前を掘れるものだった。

「あの…俺達いらなかった?」
「いや!いてくれぇ…たのむ…」

優人が予想以上に緊張していたので一同は驚いた。

「これでお願いします。」
「はぁ?!お前最初のやつかよ?!」
「これが一番陽菜っぽいだろ!」
「た、確かに…」

値段はかなり張ったが、陽菜のことを想うと全く気にならなかった。

「あんな可愛いらしかった優人がもう結婚か〜!」
「まだプロポーズしてないから!」

優人はとにかく慎重に事を進めていた。

「そうだ、どこですんの?」
「あー、レストラン?」

完全に忘れていた。プロポーズの場所次第で結果も変わるのだ。

「あれは?なんていったか…和食と洋食の融合的な…」
「お!そこなら俺知り合いいるぞ!」
「流石は空先輩!リスペクトっす!」

ということで、空の知り合いがいるレストランで決行することになったが、以外と高めのレストランだったので下見でヤバいくらいだった。

to be continued…

コメント

コメントを書く

「恋愛」の人気作品

書籍化作品