付き合って結婚した後

三日月の空

学生時代2

「いやぁぁぁあ!」
「ちょっ!陽菜早いって!」

陽菜は最初の入った時に出るco2ガスに驚いて逃げてしまった。

「お前なー、」
「怖いよぉ…」

ずっきゅーん!と陽菜の泣き顔が優人の胸に響いた。

「 言い出しっぺが…」
「優人ぉ…手…繋いで…」

優人はその後も陽菜から離れず一緒に歩いて出口へ向かった。

「どんなもんよ!全然怖くなかったわ!」
「ばかいえ、お前めちゃくちゃびびってたろ。」



それから思い出の地を歩いた。最終的には高校へと来た。

「懐かしい場所だ…」
「ここで陽菜に告ったんだよな…」

懐かしい場所だ。陽菜が恋心に耐えきれず怖くなってしまった所に優人が…

「あれ?俺告ったっけ?」
「あ、私のお姉ちゃんじゃん。」
「「あ。」」

実は、あの時は好きだと言っただけで告ったのは陽菜の姉、陽芽が代わりにメールしたのだ。

「そういえば優人はどうするの〜?」
「将来か〜、それで1つ話あるんだけど、いいか?」
「なぁに?」

これから人生をかけた話になる予定だが、陽菜はきょとんとして見た。

「その…な…」
「なになに〜?」

陽菜はさらに近寄り聞こうとした。

「あのさ!そろそろ一緒に住まないか?!」
「ふぇ?ええええ?!」

言ってしまった。つまり同棲だ。

「いいよ…同棲しよ!」
「よっしゃー!ありがとう!」

陽菜に抱きついてしまった。

「あら珍しい、優人から抱きついてくれるなんて。」
「う、嬉しくてつい…あはは…」

この日から陽菜と優人の同棲が始まった。

to be continued…

同棲生活は本編「付き合ってから結婚するまで」で描いていくつもりです!

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