ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げをしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語。(タイトルに一部偽り有り)

ヒィッツカラルド

第122話【スキル・バーサーカースイッチ】

はーーい!

みなさーーん、こんにちわーー!!

でーーはーー!!

まずは前回レベルアップしているのでーー、習得した新スキルを紹介しますねーーーー!!!

今回は二つでしたーー!!

【スリーパーホールドマスタリー。このスキルで相手を落とすことが容易くなる】

はい、まずはネタスキルですね!!

あれ!?

スリーパーを使ったのって、レベルアップ後じゃあなかったっけ?

昔の必殺技だからマスタリーを覚えたの?

まあ、いいかな!!

続きましては、これだ!!

【霊体感知スキル。パッシブで霊体を感知する確率が向上する】

はお、これも半分はネタですかね!?

でも、霊感って大事かも知れませんよね!!

もしもこのスキルを最初っから持ってたら、あの屁の霊体にも直ぐに気付けたかも知れませんしねーーー!!!

でーーはーーー、続きましては閉鎖ダンジョン二日目の俺なのですがぁぁあああ!!!

結論から述べますとぉぉおおお!!!

にーげーてーまーすー!!

そりゃあもう全力で逃げてますともぉぉおおお!!!

兎に角、出口にまっしぐらですわーー!!!

何から逃げているかって!?

もう、そりゃあヤバイ連中から逃げてますよ!!!

大体俺が逃げてるってパターンは複数に終われている時ですよねーー!!!

そして今の俺は、複数のレイスに終われていますわぁぁあああ!!!

めっちゃ怖い顔をして悪霊が複数追っかけて来てますわ!!!

多分、数は十匹ぐらいかなぁぁあああ!!

マジでヤバイですわ!!

もうレイスにモテモテですわぁぁあああ!!!

なんで、こうなったかって言いますとねーー!!!

まずはトラップですわーー!!

狭い部屋のド真ん中に、美しく耀く金の宝箱が置いてあったんですわーー!!!

それゃあ、そんな物があったら怪しみますのねぇええ!?

でも、諦めませんよねぇええ!?

どんなトラップが有ろうとも、絶対に宝箱を持ち帰ろうってなりますよねぇええ!?

俺はなりましたよーー!!

ならないほうが嘘だよねぇええ!!

そして、トラップに警戒しながら金の宝箱を開けたらさーー!!

中にメモが一枚だけ入ってたのさーー!!!

それを読んだらさーー!!!

【ハズレ】

だってばよ!!!!!!!!

あるか、そんなのさぁああ!!!

そんでもって金の宝箱を調べたら、安っぽい木箱を黄色く塗ったくっただけの安物でやんのーー!!!

もう、俺がウキィーーーって感じで木箱を蹴り飛ばしたのよぉおお!!!

そしたら、木箱の下に階段が在ったのさーー!!!

そりゃあ、そんなところから階段が出てきたら入るよねぇええ!?

入らないほうが可笑しいよねぇええ!?

だから俺は入ったさーー!!

そして階段を警戒しながら降りたらさーー!!!

棺桶がズラズラって並んでいる部屋に入ったわけよぉおお!!!

あー、これはヤバイかな~って俺も思ったさーー!!!

でもね、部屋の置くに祭壇が在ってさーー!!!

そこに耀く宝刀が飾られていたのさーー!!

そりゃあ取るよねぇええ!?

取らないほうが、嘘だよねぇええ!?

君なら取るよねぇええ!?

取らないとか偽善者ぶっても駄目だよぉおお!!

冒険者として、このダンジョンに入ったからには取りますともさーー!!!

だから俺は、そぉ~と、そぉ~と進んで宝刀を取りましたともぉおお!!!

そしたらさ、ゴォゴォゴォゴォゴォーーって地鳴りがしたかと思ったら、祭壇がパッカリ二つに割れて、置くに進む通路が出現したわけよーー!!!

もう、そりゃあ~、ラッキーだよねぇええ!!!

進むよねーー!?

君なら進むよねーー!?

だから俺も進んださーー!!!

そしたらスケルトンが十体ほどカチャカチャ言いながら走って来たのさーー!!!

そんなスケルトンなんて怖かないよぉおお!!!

俺は余り広い通路じゃあ無かったから、二対一で十体と戦って圧勝さぁああ!!!

そりゃあもうレベル18ですよぉおお!!!

スケルトンぐらいなら何体でも捌けますよぉおお!!!

そして先を進んだらさぁああ!!!

今度は広い部屋に出ましたわーー!!!

そこで待っていたのが2.5メートルのストーンゴーレムですよぉおお!!!

しかも額に大きなダイヤを耀かせているストーンゴーレムでしたよーー!!!

そりゃあ戦いますよねぇええ!!!

君なら戦いますよねぇええ!?

額に大きなダイヤを付けているんですよぉおお!!!

戦わないほうが嘘だよねぇええ!!!

そして俺は戦ったさぁああ!!!

すげー苦戦したよーー!!!

ウェポンスマッシュを二回使ったし、マジックアローも二回使ったよーー!!!

それで最後はヘルムクラッシャーで頭をカチ割ってやったさーー!!!

ダイヤも頂いたわぃいい!!!

それがこのダイヤだよぉおお!!!

キーレーイーでしょーーーう!?

もう、こんだけ宝物をゲットしたのにさーー!!!

最後はうっかりですわぁああ!!!

前に見付けていたレイスが十匹も閉じ込められている部屋を間違えて開けちゃったのねぇえええ!!!

もう、てへぺろって感じでしたわーー!!!

その部屋からずっと追っかけられてますわぁああ!!!

流石にレイス十匹との連戦は無理ですわーー!!!

2.5メートルのストーンゴーレムを相手に魔法もスキルも結構使ったからねぇえええ!!!

どうにか逃げ切ろうと頑張って走ってますが、あの馬鹿アンデッドどもは諦めませんがなぁああ!!!

もう、オーバーランの魔法も使っちゃったしさーー!!!

マジでヤバイですわーー!!!

しかも出口はまだまだ先だしさぁああ!!!

こんなことなら、あの脳筋プリンセスを連れて来て、生け贄に捧げれば良かったわーー!!!

後悔だぜーー!!!

畜生、冗談はさておきだ!!!

マジでどうしようかなーー!!!

マジで困ってますわあーー!!!

あーれーー!!!

しかもここどこだ!?

俺、道を間違えたかな~!?

知らない道を走ってませんか~!?

これってやばくね!!!!!!

これ以上は知らない道を走れないぞ!!!

戻らねば!!!

こうなったら十人斬りだ!!!

レイスの十体斬りだわ!!!

ここは細い道だ。

ここなら一対一で十戦できるぞ。

俺はポケットからオニキスの原石を取り出して後ろに放り投げた。

後方で派手な爆発音が轟くとレイスたちが悲鳴を上げる。

俺は踵を返してからロングソード+2を異次元宝物庫から引き抜くとレイスたちに向かって走り出した。

攻撃速度向上とアンデッドにダメージ特効向上だ!!

これがベストだろう。

さらに!

「フォーカスアイ、ディフェンスアーマー、ファイヤーエンチャントウェポン!!」

支援魔法もOKだぜ!!

これでレイスに斬り掛かる!!

一体目!

爆破で戸惑っているところを斬り付け頭を跳ねた。

二体目も直ぐさま胸を串刺す。

三体目の反撃が来る。

鉤爪の一振が俺の腕を切り裂いたが、まだまだ傷は浅い。

俺は何するものぞとロングソードで三体目のレイスを袈裟斬りに葬り去る。

よし、四体目だ!!

俺と四体目の攻撃が激突した。

ロングソードと鉤爪で鍔競り合いになる。

負けられるかよ!!

えっ!?

後ろの五体目が四体目の肩から手を伸ばした。

そこから魔法を耀かせる。

「何を!?」

俺の右肩に魔法の矢が、ズブリと突き刺さった。

「野郎が!!」

俺は四体目の腹を蹴り飛ばすと、その腹にロングソードを突き立てた。

四体目が悶えながら消滅すると、続いて五体目の腕を切り落とす。

五体目が悲鳴を上げながら後退したが、六体目が邪魔で下がれない。

俺は無情にも五体目を斬り殺した。

「ファイヤーシャード、ファイヤーシャード!!」

炎魔法での威嚇。

そこからの~~!!

「ウェポンスマッシュ!!」

よし、六体目撃破!!

って、うわぁぁあああ!!!

敵が二匹ならんでマジックアローを連射して来やがったぞ!!!

兎に角バックラーで出来るだけガードだ!!

右腕、左肩、右脇腹、左股。

次々と魔法の矢が突き刺さった。

いーてー!!

でも、こっちも魔法で応戦だ!!

「ライトニングボルト、ライトニングボルト!」

必殺魔法の二連発で七体目を焼き払ったぞ!

ならば、あとは気合いで押し切る!!

「バーサーカースイッチ、ONだ。ぐぅぅうううらああ!!!」

なんだろう?

周りが静かになったぞ?

あー、俺が暴れてますわ……。

レイスの魔法攻撃を食らいながら斬り掛かったわ。

ありゃあ、相討ちだろ……。

八体目を倒したけど、不味くね?

俺、血みどろじゃね?

てか、止まらないな?

攻撃を食らいながら九体目を倒しちゃったよ。

最後の一体だ!

俺、頑張れ!!

あー!

あー!

攻撃を連打で食らってますわん!?

もう駄目だ!

見てられねーわ!!

このスキルってどうやって解くん!?

止まらねえぞ!?

あっ、相討ちで!?

俺が鉤爪で胸を刺されながらレイスの首を跳ねたぞ!?

そこで俺の意識が元に戻った。

「ぃぃいてぇえええ!!!」

俺は苦痛を口に出しながら、その場に倒れた。

すげー、痛いぞぉぉおおお!!

この世界に来て、初めての大ダメージじゃわい!!

不味いな、このままだと死ぬ!!

あれ、動かない?

俺の身体が動きませんわ!?

全身が痛いだけで動けないぞ!?

声も出ないぞ!?

力が入らない!?

何これ!?

ヤバイ!!

ヒールが掛けられない!?

ヒールを掛けないと死んじゃうぞ!?

ま、不味いな……。

目の前が暗くなってきた……。

俺、意識を失うのかな……。

このまま意識を失った……ら……。

お……れ……、死ぬ……の……か……な……。

っ………………。

…………。

……。


【つづく】

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