俺はモンスターと戯れたいだけ

ノベルバユーザー398219

神からの授かり物

この世界にはたくさんの職業がありふれている。鍛冶屋や商人、詐欺師だっている。
だがこの世界で極端に人気が少ない職業がある。それは、、、
                        『 テイマー』

僕はこのマハメドという国で産まれたスルト・シードルというものだ。
20歳 恋人おらずの可哀想な奴だ。
今日は神様からスキルが与えられる日!
やっとスキルが貰える!てか貰えるの遅すぎな!
僕は心の中で神様を批判しながら教会に向かうのであった。

さあ、俺の人生が決まる時間だ。頼むぞ神よ
〜そなたにはこれを授ける~
脳内に響く声、、、心地よい声だ。
〜さあ、目を閉じてください〜
言われた通りにしたら文字が不思議と浮かび上がってくる。
『 テイム上級』 『 魔物育成上級』『神授 』
…おっと
あまり良くない。てか良くないよ全然!!
僕はこれまで親戚のお兄さんみたいなかっこいい戦士になろうと日々剣術を磨いて来たんだ!全てが無駄になった!クソ!首つってやろうか!
、、、、、、はぁ。もういいよ別に。魔物育てればいいんでしょ?いいですよ。育ててやりますよ。てか 神授 ってなんだよ!聞いた事ねーよ!
僕は勢いよく教会を飛び出した。

僕はまず冒険者が集う集会所にいった。怖い人がいっぱい。でも女の人も多いなぁ
、、、まず僕は冒険者組合に書類を出して、冒険免許証をGET!そして薬草採取クエストを受けた。
僕は長剣を片手に森へ入っていった。(ちなみに僕はコミュ障だから人とはあまり話しません)

森を歩いていたら薬草を見つけた。これでクエストはクリアできる。
ガサガサッ
?!
俺は剣を構えた。そしたら草むらから羽が傷ついた子供のダイヤモンドイーグルが出てきた。多分襲って来ないと判断し剣を下ろした。
これは、、、テイムチャンス!
ダイヤモンドイーグルは爪とくちばしがダイヤモンドみたいに硬いからその名がついた。
実際にはダイヤモンドの方が硬いらしい。そして何より空の上空の方を飛んでいるため、レアな魔物だ。なぜダイヤモンドイーグルを知っているかというと、博物館でダイヤモンドイーグルの骨と説明が展示されていて。僕の家は年1で博物館に行く。
そんなことはさておき、さっそくテイムしていく。
<テイム!
光が俺とダイヤモンドイーグルを包む。
<名前はヤモング!
光が消えていき、急にダイヤモンドイーグルが懐いてきた。僕はさっさとダイヤモンドイーグルの治療をして、集会所に帰った。

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