ロリコン村の転生英雄~少女化した魔物達の最強ハーレムで世界救済~
300 絶不調の対峙
「テネシスッ!!」
真・複合発露〈裂雲雷鳥・不羈〉。その雷速を以って空を翔け、特別収容施設ハスノハへと進路を取っている巨大なサイに似た怪物の前に立ち塞がりながら叫ぶ。
テネシスが持つ石化の複合発露対策に〈支天神鳥・煌翼〉も使用しているが、現在その効果は身体強化のみとしているため、スケール感はムートの時と同じだ。
彼からすれば、俺の大きさは人から見たハエぐらいしかない。
だが、ベヒモスの少女化魔物の複合発露もまた他の三大特異思念集積体と同様に複数の能力を持ち、その中には当然身体強化も含む。
たとえ耳元でなくとも、人に対するハエの羽音相当の音も認識できるだろう。
「遅かったな、救世の転生者」
その俺の声……ではなく、インシェさんの風の複合発露による探知で接近に気づいていただろうテネシスは緩やかに制動をかけ、空中に静止しながら応えた。
まるで俺がこちらに来るのを待ち構えてきたかのような口振りだ。
……まあ、あの状況から最小限の被害を目的として手堅く対処しようとするのであれば、誰であれテネシスの方に戦力を優先して配分するだろう。
彼自身その程度のことは重々承知しているはずで、当たり前の反応と言える。
つまるところ、ここまでは相手も想定内の状況。
ならば、やはりムートとテネシス双方共に囮と考えるのが妥当かもしれない。
そうレンリのおかげで少しだけ冷静になった思考を巡らせながら。
「これは何のつもりだ!?」
俺は、ムートが答えをはぐらかした問いをテネシスにもぶつけた。
彼の意識を俺一人に集中させることで周囲の被害を増やさないようにするのと同時に、循環共鳴の時間稼ぎをするために。加えて、あわよくば彼らの目的について何か手がかりが得られないものか、と考えて。
口調が若干荒くなってしまったのは、状況が余りに不明瞭であるが故だ。
これまでテネシス達と対峙した時も、結局は彼とその仲間が最終的に何を望んで行動しているのかは分からずじまいだった。しかし……。
捕らえられそうになった組織の人間の奪還し、情報漏洩を防ぐ。
国宝たる祈望之器を奪取する。
組織内で対立している派閥を牽制する。
少なくとも、その時その時に彼らの行動に理解できる部分が一定以上はあった。
そうした短期的な意図すら、今回は全く読み取ることができない。
あからさま過ぎる行動だけに何らかの陽動だろうとは予測できても、そのリスクの大きさに見合うだけの目的は想像することができず、何とも気持ちが悪い。
「それを俺が言うとでも?」
だが、テネシスから返ってきたのは当然と言えば当然の答え。
世の犯罪などもほとんどがそうだが、秘された計画の多くは全てが終わってしまった後でしか動機が明らかにならないものだ。
それでも時折ベラベラと目的を話してくれる悪役がいるので、念のために尋ねてみたが……やはり彼はそこまで都合のいい存在ではないようだ。
とは言え。実のところ、そこに関しては遅いか早いかの問題でしかない。
「話したくなければ、まあ、いいさ。だが、その図体だ。どう足掻いたところでアコさんの目から逃れることはできない。お前の目的は、全て明らかになる」
前回も巨大な姿を取っていたが、それはあくまでも石で作られた鎧。
本体は人間大のままであり、アコさんが視認することは困難だった。
しかし、今回は己の肉体が変化して巨大化したもの。
アコさんが視界に捉えれば、その複合発露〈命歌残響〉によってテネシス達の思惑は一から十まで知ることができる。
と言うか、彼女なら既にムートから読み取っていてもおかしくはない。
そうした確信と共に告げた俺に対し、テネシスは何故か首を傾げ――。
「どうした? 今日は随分と鈍いな」
ムートと似たようなことを言い始めた。
声自体に嘲るような色はなく、純粋な疑問という様子ではある。
だが、内容としては貶されている形である以上、いい気分はしない。
眉間にしわを寄せながら口を開く。
「何が言いたい」
「既に計画の全容を知られても構わない段階だと、何故思わない?」
「そ、れは……」
確かに、アコさんの存在は広く知られており、当然ながらテネシスとて彼女の力がどういった条件で発動するかぐらいは承知の上のはずだ。
にもかかわらず、こうして大っぴらに姿を現したのは、彼の言う通り、もはやアコさんの能力によって過去を覗かれても問題ないと判断したから。
そう捉えるのが適切だろう。
……その程度のことは、落ち着いて考えれば分かることだ。
「力によるゴリ押しのような戦いばかりで呆けたか?」
「くっ……こっちにはこっちの事情ってもんがあるんだよっ!」
レンリのおかげで多少マシになったとは言え、やはり失踪したリクルの件もあってコンディションはかつてない程に悪いと言わざるを得ない。
正直、未だに戦闘に集中できるような精神状態ではない。
彼らの言う通り、今の俺は鈍いのだろう。
それでも。ハッキリしていることはある。
「何であろうと、今この場でお前達を捕らえれば済む話だっ!」
俺はそう言い放つと同時に、テネシスの巨体を凍結させようとした。
学園を離れた段階でフェリトには既に狂化隷属の矢を使用して貰い、真・暴走・複合発露〈共鳴調律・想歌〉を相互使用して循環共鳴状態を保っている。
会話をしている間に十分に威力も増幅してくれたことだろう。
更にサユキの〈万有凍結・封緘〉も真・暴走・複合発露となり、それぞれメギンギョルズの複製改良品も使用している。
少なくともムートならば、氷漬けにすることも不可能ではないはずだが……。
「余裕がない時程、安易な答えや選択肢に飛びつくとはこのことだな」
「ちっ」
体表を凍りつかせられながら、テネシスはそれを容易く割って脱してしまった。
ムートの時と同じ展開。だが、少なくとも凍結の威力は比べものにならない。
それの意味するところは――。
「……セレスさんの、力か」
フェリトの姉、セイレーンの少女化魔物たる彼女の〈不協調律・凶歌〉。
その効果は周囲の祈念魔法と複合発露の威力を大幅に減退し、対象との干渉力の差によっては時に位階すらも引き下げてしまうもの。
それによって、こちらの複合発露の出力が大きく低減してしまっているのだ。
しかし、今更単なる暴走・複合発露が通用する領域の戦いではない。
彼女の力もまた真・暴走・複合発露に至っていると考えるのが妥当だろう。
その事実にフェリトも気づいたのか、影の中から伝わってくる彼女の力も僅かとは言えない強い怒りの気配を湛え始めている。
真性少女契約に暴走状態。それらをテネシスが強制したと認識したに違いない。
「……フェリト、もう少しだけ出力を上げられるか?」
そんな彼女に問いかけると、肯定するかのように力が増していく。
本来なら、既に限界に近い負荷がかかっている状態だ。
それでもフェリトは姉であるセレスさんを取り戻すために。
限界以上の力で〈万有凍結・封緘〉を強化せんと循環共鳴を加速させていく。
「おっと、さすがにそれはまずいな」
その強烈な思念の干渉を、テネシスは風の探知を介して感知したのだろう。
彼はどこかわざとらしく焦った素振りを見せて呟くと、更に言葉を続ける。
「救世の転生者。周りの異変に気づかないのか?」
「何?」
意味深な彼の態度に不審を抱き、俺もまた自身の風の探知に意識を向けた。
周囲には俺とテネシス以外、動くものは全くない。
だが、危険性のある動きが一つも感知されないからと碌に精査せずにいたが、改めて風を街全体に走らせていくと強い違和感が生じた。
あちこちに、微動だにしない人型の何かが存在している。
まさかと思い、視覚を強化した目をそちらに向けると――。
「なっ、貴様っ!!」
そこには逃げ惑う体勢で石化した人々、少女化魔物達の姿があった。
全く気づかなかった。
戦闘中は動く存在を優先して探知する。それが仇となった形だ。
「救世の転生者に対し、真正面から勝負を挑んで勝てるはずもない。この程度の用意はしておいて当然だろう」
「だ……だが、お前達さえ捕らえれば――」
後からでも、精神干渉などで解除させることは可能なはずだ。
「やめておけ。俺に何かがあれば、即座に石化の力の源たる少女化魔物の命を絶つ手筈になっている。そうなればどうなるか、お前も予想がつくだろう」
「なっ!? ぐっ……」
テネシスの脅しに思わず口を噤む。
暴走状態にある少女化魔物の死。
それは周辺一帯に複合発露の影響を永続的に残す少女残怨の引き金だ。
学園都市トコハの人々が、ガルファンド島の住人の如くなってしまいかねない。
「ちなみに、この石化も当然ながら真・暴走・複合発露だ。そうでなければ、どう足掻いても今のお前には傷一つつけられないだろうからな」
理由の部分はどうあれ、真・暴走・複合発露もまた暴走状態の産物。
である以上、力の源たる少女化魔物が死んでしまえば、現在石化状態にある全てが真・暴走・複合発露以上の力で維持されることになる可能性が高い。
少女化魔物の死に伴い、テネシスも力を失う以上、干渉者が解除するということもできなくなる。現時点では、石化を解く術が完全になくなってしまう。
これでは……俺は、手を出せない。
「逃亡も許さない。しばらくの間、俺の時間稼ぎにつき合って貰おう」
そしてテネシスはそう言いながら、その巨躯と共に突っ込んでくる。
しかし、いつか懸念した通り、人質を盾にされて身動きが取れない。
彼らを捕らえるつもりが、俺は今この場に囚われることになってしまった。
真・複合発露〈裂雲雷鳥・不羈〉。その雷速を以って空を翔け、特別収容施設ハスノハへと進路を取っている巨大なサイに似た怪物の前に立ち塞がりながら叫ぶ。
テネシスが持つ石化の複合発露対策に〈支天神鳥・煌翼〉も使用しているが、現在その効果は身体強化のみとしているため、スケール感はムートの時と同じだ。
彼からすれば、俺の大きさは人から見たハエぐらいしかない。
だが、ベヒモスの少女化魔物の複合発露もまた他の三大特異思念集積体と同様に複数の能力を持ち、その中には当然身体強化も含む。
たとえ耳元でなくとも、人に対するハエの羽音相当の音も認識できるだろう。
「遅かったな、救世の転生者」
その俺の声……ではなく、インシェさんの風の複合発露による探知で接近に気づいていただろうテネシスは緩やかに制動をかけ、空中に静止しながら応えた。
まるで俺がこちらに来るのを待ち構えてきたかのような口振りだ。
……まあ、あの状況から最小限の被害を目的として手堅く対処しようとするのであれば、誰であれテネシスの方に戦力を優先して配分するだろう。
彼自身その程度のことは重々承知しているはずで、当たり前の反応と言える。
つまるところ、ここまでは相手も想定内の状況。
ならば、やはりムートとテネシス双方共に囮と考えるのが妥当かもしれない。
そうレンリのおかげで少しだけ冷静になった思考を巡らせながら。
「これは何のつもりだ!?」
俺は、ムートが答えをはぐらかした問いをテネシスにもぶつけた。
彼の意識を俺一人に集中させることで周囲の被害を増やさないようにするのと同時に、循環共鳴の時間稼ぎをするために。加えて、あわよくば彼らの目的について何か手がかりが得られないものか、と考えて。
口調が若干荒くなってしまったのは、状況が余りに不明瞭であるが故だ。
これまでテネシス達と対峙した時も、結局は彼とその仲間が最終的に何を望んで行動しているのかは分からずじまいだった。しかし……。
捕らえられそうになった組織の人間の奪還し、情報漏洩を防ぐ。
国宝たる祈望之器を奪取する。
組織内で対立している派閥を牽制する。
少なくとも、その時その時に彼らの行動に理解できる部分が一定以上はあった。
そうした短期的な意図すら、今回は全く読み取ることができない。
あからさま過ぎる行動だけに何らかの陽動だろうとは予測できても、そのリスクの大きさに見合うだけの目的は想像することができず、何とも気持ちが悪い。
「それを俺が言うとでも?」
だが、テネシスから返ってきたのは当然と言えば当然の答え。
世の犯罪などもほとんどがそうだが、秘された計画の多くは全てが終わってしまった後でしか動機が明らかにならないものだ。
それでも時折ベラベラと目的を話してくれる悪役がいるので、念のために尋ねてみたが……やはり彼はそこまで都合のいい存在ではないようだ。
とは言え。実のところ、そこに関しては遅いか早いかの問題でしかない。
「話したくなければ、まあ、いいさ。だが、その図体だ。どう足掻いたところでアコさんの目から逃れることはできない。お前の目的は、全て明らかになる」
前回も巨大な姿を取っていたが、それはあくまでも石で作られた鎧。
本体は人間大のままであり、アコさんが視認することは困難だった。
しかし、今回は己の肉体が変化して巨大化したもの。
アコさんが視界に捉えれば、その複合発露〈命歌残響〉によってテネシス達の思惑は一から十まで知ることができる。
と言うか、彼女なら既にムートから読み取っていてもおかしくはない。
そうした確信と共に告げた俺に対し、テネシスは何故か首を傾げ――。
「どうした? 今日は随分と鈍いな」
ムートと似たようなことを言い始めた。
声自体に嘲るような色はなく、純粋な疑問という様子ではある。
だが、内容としては貶されている形である以上、いい気分はしない。
眉間にしわを寄せながら口を開く。
「何が言いたい」
「既に計画の全容を知られても構わない段階だと、何故思わない?」
「そ、れは……」
確かに、アコさんの存在は広く知られており、当然ながらテネシスとて彼女の力がどういった条件で発動するかぐらいは承知の上のはずだ。
にもかかわらず、こうして大っぴらに姿を現したのは、彼の言う通り、もはやアコさんの能力によって過去を覗かれても問題ないと判断したから。
そう捉えるのが適切だろう。
……その程度のことは、落ち着いて考えれば分かることだ。
「力によるゴリ押しのような戦いばかりで呆けたか?」
「くっ……こっちにはこっちの事情ってもんがあるんだよっ!」
レンリのおかげで多少マシになったとは言え、やはり失踪したリクルの件もあってコンディションはかつてない程に悪いと言わざるを得ない。
正直、未だに戦闘に集中できるような精神状態ではない。
彼らの言う通り、今の俺は鈍いのだろう。
それでも。ハッキリしていることはある。
「何であろうと、今この場でお前達を捕らえれば済む話だっ!」
俺はそう言い放つと同時に、テネシスの巨体を凍結させようとした。
学園を離れた段階でフェリトには既に狂化隷属の矢を使用して貰い、真・暴走・複合発露〈共鳴調律・想歌〉を相互使用して循環共鳴状態を保っている。
会話をしている間に十分に威力も増幅してくれたことだろう。
更にサユキの〈万有凍結・封緘〉も真・暴走・複合発露となり、それぞれメギンギョルズの複製改良品も使用している。
少なくともムートならば、氷漬けにすることも不可能ではないはずだが……。
「余裕がない時程、安易な答えや選択肢に飛びつくとはこのことだな」
「ちっ」
体表を凍りつかせられながら、テネシスはそれを容易く割って脱してしまった。
ムートの時と同じ展開。だが、少なくとも凍結の威力は比べものにならない。
それの意味するところは――。
「……セレスさんの、力か」
フェリトの姉、セイレーンの少女化魔物たる彼女の〈不協調律・凶歌〉。
その効果は周囲の祈念魔法と複合発露の威力を大幅に減退し、対象との干渉力の差によっては時に位階すらも引き下げてしまうもの。
それによって、こちらの複合発露の出力が大きく低減してしまっているのだ。
しかし、今更単なる暴走・複合発露が通用する領域の戦いではない。
彼女の力もまた真・暴走・複合発露に至っていると考えるのが妥当だろう。
その事実にフェリトも気づいたのか、影の中から伝わってくる彼女の力も僅かとは言えない強い怒りの気配を湛え始めている。
真性少女契約に暴走状態。それらをテネシスが強制したと認識したに違いない。
「……フェリト、もう少しだけ出力を上げられるか?」
そんな彼女に問いかけると、肯定するかのように力が増していく。
本来なら、既に限界に近い負荷がかかっている状態だ。
それでもフェリトは姉であるセレスさんを取り戻すために。
限界以上の力で〈万有凍結・封緘〉を強化せんと循環共鳴を加速させていく。
「おっと、さすがにそれはまずいな」
その強烈な思念の干渉を、テネシスは風の探知を介して感知したのだろう。
彼はどこかわざとらしく焦った素振りを見せて呟くと、更に言葉を続ける。
「救世の転生者。周りの異変に気づかないのか?」
「何?」
意味深な彼の態度に不審を抱き、俺もまた自身の風の探知に意識を向けた。
周囲には俺とテネシス以外、動くものは全くない。
だが、危険性のある動きが一つも感知されないからと碌に精査せずにいたが、改めて風を街全体に走らせていくと強い違和感が生じた。
あちこちに、微動だにしない人型の何かが存在している。
まさかと思い、視覚を強化した目をそちらに向けると――。
「なっ、貴様っ!!」
そこには逃げ惑う体勢で石化した人々、少女化魔物達の姿があった。
全く気づかなかった。
戦闘中は動く存在を優先して探知する。それが仇となった形だ。
「救世の転生者に対し、真正面から勝負を挑んで勝てるはずもない。この程度の用意はしておいて当然だろう」
「だ……だが、お前達さえ捕らえれば――」
後からでも、精神干渉などで解除させることは可能なはずだ。
「やめておけ。俺に何かがあれば、即座に石化の力の源たる少女化魔物の命を絶つ手筈になっている。そうなればどうなるか、お前も予想がつくだろう」
「なっ!? ぐっ……」
テネシスの脅しに思わず口を噤む。
暴走状態にある少女化魔物の死。
それは周辺一帯に複合発露の影響を永続的に残す少女残怨の引き金だ。
学園都市トコハの人々が、ガルファンド島の住人の如くなってしまいかねない。
「ちなみに、この石化も当然ながら真・暴走・複合発露だ。そうでなければ、どう足掻いても今のお前には傷一つつけられないだろうからな」
理由の部分はどうあれ、真・暴走・複合発露もまた暴走状態の産物。
である以上、力の源たる少女化魔物が死んでしまえば、現在石化状態にある全てが真・暴走・複合発露以上の力で維持されることになる可能性が高い。
少女化魔物の死に伴い、テネシスも力を失う以上、干渉者が解除するということもできなくなる。現時点では、石化を解く術が完全になくなってしまう。
これでは……俺は、手を出せない。
「逃亡も許さない。しばらくの間、俺の時間稼ぎにつき合って貰おう」
そしてテネシスはそう言いながら、その巨躯と共に突っ込んでくる。
しかし、いつか懸念した通り、人質を盾にされて身動きが取れない。
彼らを捕らえるつもりが、俺は今この場に囚われることになってしまった。
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