Piece full Story 【Season1】
#09 生体認証完了、アクセス許可
「おやおや、お目覚めですか、やはり私の推測は正しかったようですね」
凛華は舌打ちをした。
「お前にはガッカリだ」
大きなログハウスが女性のたった一蹴りで粉々に粉砕された様子を見ていた兵士は、腰を抜かしてまた倒れ込んだ。
「しかしこれからどうするんだ、あの兵士にも招待を知られたし、ベッドに挟まってるチビにも聞かれたぞ」
「どの道この星で生きていくしかないんです、それに宇宙空間にいた時のようにまた長い時間何もせずにいるのは嫌なんですよ」
「全部お前の事情じゃんかよ…まあいいわ」
しばらくすると、凛華の足元に緑色の柱状の光が出現した。
ー生体認証完了ー
『石渡 凛華 様 認証番号 #03 ログイン に 成功 創造者 の アクセス 権限 を 許可 します』
目の前にホログラムでできたモニターが現れた。
「なんだこれは、何も無いところから光?放射線関係なら私には効かないが…」
「凛華さん、どうやらこの惑星は日本人が自らの手で作った星のようです」
「人が住める惑星を作る日本人…知ってはいたけどこれで確定したわね」
「ええ、間違いありません」
『名は石渡 零』
「私の兄…200年ほど生きてきたけどまだ1度もあったことの無い…やっと…手がかりが掴めるのね」
モニターの右端に通知が1件入っていた
凛華は舌打ちをした。
「お前にはガッカリだ」
大きなログハウスが女性のたった一蹴りで粉々に粉砕された様子を見ていた兵士は、腰を抜かしてまた倒れ込んだ。
「しかしこれからどうするんだ、あの兵士にも招待を知られたし、ベッドに挟まってるチビにも聞かれたぞ」
「どの道この星で生きていくしかないんです、それに宇宙空間にいた時のようにまた長い時間何もせずにいるのは嫌なんですよ」
「全部お前の事情じゃんかよ…まあいいわ」
しばらくすると、凛華の足元に緑色の柱状の光が出現した。
ー生体認証完了ー
『石渡 凛華 様 認証番号 #03 ログイン に 成功 創造者 の アクセス 権限 を 許可 します』
目の前にホログラムでできたモニターが現れた。
「なんだこれは、何も無いところから光?放射線関係なら私には効かないが…」
「凛華さん、どうやらこの惑星は日本人が自らの手で作った星のようです」
「人が住める惑星を作る日本人…知ってはいたけどこれで確定したわね」
「ええ、間違いありません」
『名は石渡 零』
「私の兄…200年ほど生きてきたけどまだ1度もあったことの無い…やっと…手がかりが掴めるのね」
モニターの右端に通知が1件入っていた
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