転生したら天使に職業を選べと言われたので全部選んだら大変なことになりました

神王

第一章 三十三話 魔人が街に襲撃して来ました。(3)


120万か。今の魔力でぎりぎり撃てる丁度良い魔法だな。



そう思った直後、頭の中に呪文が浮かび上がってくる。

もしかすると呪文を唱えることが必須な古代魔法は、魔法名が出て来た瞬間に呪文も出てくるのだろうか。



……………。

呪文を知って、少し考えが変わった。





俺、この魔法使いたくねえや。





何故かと言うと、なんというかこの呪文、厨二病を患っているのだ。

確かに男としてカッコイイという感情が全くないとは言えない。

だがなんというか、黒歴史製造マシーン感が……



「…………」



俺は凄まじい速度で迫ってくる魔物の群れを眺め、葛藤する。



使うしかないのは分かっている。

でもすごく使いたくない。

うーむ……



そして少し考えた結果、決断した。



よし。気合いでカッコイイという気持ちを504000倍にしよう。

そうすればなんとか使える気がする。



「なあエッシェル」



「わぁ…………あ、どうしたの?」



「今から全力でこの街を囲うように防御用の結界魔法を貼ってくれ」



「いや、いくら私が全力で結界を張っても流石にあの量の魔物はそれじゃ防げないよ?」



「いや別に魔物の攻撃を防ぐわけじゃない。」



「じゃあ何を防ぐの?」



「今からあの魔物達を吹き飛ばす魔法を撃つから、それがここまで来た時に俺の魔法を防ぐためだ」



「あー」



「…………………え!?!?!?」



俺の返答を聞き、少し間を空けてから驚く。



「いくらタケルさんでもそれは無理よ!」



「魔法耐性がなかったとしてもあの数だよ!?」



驚くエッシェルの声で目が覚めたのか、後ろからシェスタとシエラが言う。



「言いたいことは分かるが、まあとりあえず見ててくれ」



「う、うん……」



「じゃあ見てるわね」



「よしエッシェル、結界を頼む」



「分かった!!水属性と光属性には弱いけど大丈夫?」



「ああ。どっちでもないないから大丈夫だ」



「はーい!」



エッシェルが目を瞑り、集中する。

そして数秒後、目を開けて唱え始める。



「漆黒の炎よ。今ここに顕現し、仇なす者を焼き払え。有象無象全てを断ち切る、不可侵の境界を創り出せ。我らに暗炎の加護を与え給え!!暗炎防護結界!!」



次の瞬間、エッシェルが手を真上に掲げたかと思うと、半径5メートル程度の紫色の巨大な魔法陣が手のひらから出現し、その直後に街全体を囲うように紫色に燃える半球が出現する。

そして街の中が少し暗くなる。結界の色的に日光が少し遮断されるのだろう。

大きい街ではないとはいえ、まあまあの範囲を綺麗に囲っている。



「ふう……」



エッシェルが地面にぺたんと座る。

俺が言った通り全力で結界を張ってくれたようだ。



「第六階位の結界魔法を見る日がくるなんて……」



シェスタが結界を眺め、言う。

やはりエッシェルは結界魔法が得意なのか。



それにしても、やはり呪文というのは厨二病のような台詞で出来ているようだ。

もう諦めて元気に唱えよう。うん。呪文はカッコいいんだ。

正直言って別にこういうのが嫌いというわけではないからな。



「じゃあ呪文を撃つぞ」



「うん!」



まず一説目を思い浮かべる。

うわー。読みたくねえ。

でも読むしかないか。



「森羅万象に力を与えし熱の神よ!!」



頭に浮かんだ呪文を読み上げる。

その瞬間、足元に突然半径十数メートルの巨大なオレンジ色の魔法陣が出る。

今まで見て来た魔法陣とは形の種類が違い、使われている魔法文字のような記号もかなり異なっているようだ。



「世界を廻せし果てなき力に弓引く愚者を、神の裁きで断罪せよ!」



足元の魔法陣が光り、特殊な形をした魔法文字のようなものが浮かび上がってくる。



うん。やっぱりこの呪文恥ずかしいな。



「あらゆる罪を浄化せし、火葬の儀式を今ここに!」



俺の頭上数メートルにちょうど足元の半分くらいの大きさの魔法陣が出現する。



「これはまさか……」



「何この魔法……」



「すごい魔力!!」



シェスタ、シエラ、エッシェルが何やら驚いている。

やはりこの世界の人々はこの呪文を厨二病だと思わないようだ。

いや、そもそも厨二病なんていう単語はないのか。



「悪を廃せし煉獄の慈悲よ、審判の時は来た!!」



俺の周りに、俺を向くように半径数十センチ程度の小さい魔法陣がぽつぽつと浮かび上がり始める。



「神の怒りで無へと還れ。この世に蔓延る悪よ滅べ」



あー。恥ずかしい。



空中の文字や魔法陣、そして足元の魔法陣の光が強くなる。



「一体どれほど強大な魔法を……」



そう言いシェスタはぺたんと地に尻餅をつく。



「天地開闢の神の力を呼び覚まし、全てを喰らい死へと誘え」



宙に浮く文字の量が増える。



てかこの呪文地味に長くね。



「熱よ炎よ舞い踊れ!再創成の宴を始めん!!」



周りに浮いている魔法陣が少し大きくなり、回転し始める。



「第十三階位熱属性古代魔法、古代ノ瞋恚!!!」



そう唱えると、魔法陣と魔法文字が急に輝き始める。



そしてその数秒後。

結界の外側、数百メートル離れたところにいる魔物の群れの丁度真ん中の上空がピカッと光る。



そしてさらにその数秒後。



スガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ものすごい轟音が響き、地面が激しく揺れる。

念の為張っておいた結界が一瞬で赤白く光り、結界を挟んでいるにも関わらす凄まじい光りと熱に襲われる。



!?!?!?!?!?



「うわあああああああ!!!!」



「ええええ!?!?!?」



「何よこれ!!!!!!」



三人がしゃがんで結界に背を向け、頭を抱えている。

想像よりもかなり凄まじい威力だ。

まるで前の世界の核爆発のようだ。

結界を張ってなかったら確実に終わっていた。



"LEVEL UP!!"



目の前に文字が出る。

どうやら無事に魔物を倒せたようだ。



"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"



あ、やっぱり目の前が真っ暗になるんだnーー



"LEVEL UP!!"



"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"LEVEL UP!!"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"LEVEL UP!!"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"LEVEL UP!!"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

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"新しいスキルを取得しました"

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"新しいスキルを取得しました"

"LEVEL UP!!"

"新しいスキルを取得しました"

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"LEVEL UP!!"

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"LEVEL UP!!"

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"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"



目の前が突然荒ぶり始めた。














皆さんこんにちは(こんばんは)、神王です誤字脱字がありましたら、いってください。あと、お気に入りとハートをよろしくお願いしますこれからも転生したら天使に職業を選べと言われたので全部選んだら大変なことになりましたをよろしくお願いします

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