転生したら天使に職業を選べと言われたので全部選んだら大変なことになりました

神王

第一章三十一話 魔人が街に襲撃して来ました。(1)

「大丈夫だったの!?すごい音が聞こえたけど!!」

俺たちが街の門まで戻ると、シェスタが俺たちを出迎えた。

「なんとか襲撃して来た魔物は倒せたんだが、また新しい魔物を出されたんだ」

「倒せたのね……」
「それで、何体くらい出されたの?」

「少なくとも200よりも多い。多分1000体くらいはあるだろう」

「ええ!?!?」

「それにあの魔物は勇者にしか倒せないみたいだ」

「それが1000体!?!?!?」

「王都を滅ぼす時に使う奴をここで使ったらしい。魔人によれば大陸を滅ぼせるそうだ」

「ええええええ!?!?」

シェスタが少し俯き、考える。

「まさか本当に予言通りに……」
「その魔物達はここから見えるのかしら?」

予言?このことが予めわかっていたのだろうか。

「高い所に登れば多分見えるぞ」

「それじゃああなた達ちょっとついて来てくれるかしら」

シェスタはそう言うと、街の中に入り、俺たちを手招きする。

俺たちはシェスタについていく。
すると、街を囲う壁の内側、壁沿いに付いている階段を上り始めた。

「ここ登れるのか」

「ええ。大体街を囲う壁の上には登れるわよ」

階段を登り終えると、壁の上に到着した。

「すごーい!!遠くまで見える!!」

「ボク達が戦った魔物はあっちの方だね」

「あっちね」

俺たちは紫の霧が大量に出た辺りを見る。

すると、地平線が紫色に染まっている光景が見えた。

「あれ全部魔物なの!?!?」

シェスタが望遠鏡を取り出し、覗く。

「そうだな。あの魔物は倒せば倒すほど合体して強くなる。先ほどとは比べものにならないくらい厄介だな」

200体くらいであの大きさになったのだ。
軽く1000体以上いそうなこの状況では間違いなく大変なことになる。
聖剣で倒せばもしかしたら合体しないのかもしれないが、そんな賭けをするのは流石に危ないし、聖剣だけではあの数は対処できないだろう。

「さっき1000体くらいと言っていたけれど、多分3000体は居るわ。今もどんどん増えてるから5000体くらいにはなるわね」
「それにあれ全部魔法耐性持ってるんでしょ?その話が本当だとすると、もうこの街どころかこの国終わりよ……」

シェスタが望遠鏡を覗きながら言う。

5000体!?!?
それは確かに大陸が滅んでもおかしくない数だな……

ここはまたスキルを連続使用して俺が聖剣を持って突っ込むか?
いや、5000体は流石に手に負えないな……

それにしても魔法耐性が厄介だな。
俺のステータスのHPとMPの割合からすると魔法を使って敵を倒した方が楽なんだろうがな……

「なあシェスタ。魔法耐性ってどういうものなんだ?」

「術者が付与するタイプの魔法耐性は対象に魔力をまとわせて、飛んで来た魔力を相殺するものよ」

「それって突破できるのか?」

「魔法耐性を付与するのに使った魔力の10倍くらいあれば突破できるけれど、流石に魔人の10倍は無理よ?」

付与に使った魔力の10倍……

俺は自分のステータスウィンドウを見る。

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名前:タケル ミズタニ

種族:ヒューマン

年齢:17歳

使用可能属性:火属性、水属性、風属性、地属性、光属性、闇属性、時間属性、
空間属性、無属性、古代熱属性、古代氷属性、古代大気属性、古代生物属性、
古代神秘属性、古代死属性、精霊属性

魔術階位:30

職業:終焉の魔術師、賢者、上位魔術師、黄金剣士、音速剣士、白銀の射手、時間魔術師、
空間輸送人、錬金建築士、結界術師、魔法剣士、上位付与術師、支援特化魔術師、
極致の武闘家、精霊森の狩人、歴戦の斧使い、神殺し、極致の槍術士、勇者、
音響魔術師、etc...

魔法:天滅、火炎弾、収納空間、錬金建築、障壁、身体強化、耐久強化、攻撃強化、
対闇属性強化、超攻撃強化、超耐性強化、拡声、etc...

スキル::自動翻訳(自動)、剣心(自動)、自動反撃(自動)、時の申し子(自動)、自動収納(自動)、
勇者の証(自動)、黄金の覇気(手動)、超突撃(手動)、強断(手動)、強突(手動)、
八連斬(手動)、瞬風(手動)、瞬斬(手動)、超加速(手動)、閃風矢(手動)、超集中(手動)、
超気功(手動)、瞬跳(手動)、戦闘態勢(手動)、筋強化(手動)、なぎ払い(手動)、
破神の精神(手動)、超投槍術(手動)、etc...

レベル:32

HP:302012/302012

MP:1212071/1212071

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スキルという欄が新しく追加されているな。
というか職業も魔法もスキルも一気に増えたな……
上がったレベルの割にHPとMPがかなり上昇しているな。なぜだろうか。
とりあえず色々考察したいことはあるが、今は自分のMPだけ見るとしよう。
MPは約120万。レベル1の時からするとかなり増えたな。
もし魔物達にかかっている魔法耐性に使われた魔力が12万以下なら俺の魔力全てを使えば突破できるのではないか……?

「なあ、あの魔物達にかかってる魔力って多くてどのくらいだ?ちなみにあれは1000年間かけて作ったと言っていた」

「1000年!?!?え、ええと……いくら魔人とはいえあの数だから、1000年間ずっと魔人が魔力をつぎ込み続けても1体につき8万が限界くらいね」

「8万か。それならいけるかもしれないな」

「……は?」

「あれを突破するには魔力を80万ぶつければいいんだろ?」

「貴方、ヒューマンの平均魔力知ってるかしら?」

あー、前エッシェルが言っていたな。魔人との差が知りたかっただけだからあんまり覚えていないが、どれくらいだったか。

「大体2000くらいだったか?」

「100よ。2000あったら宮廷魔術師になれるわよ」

あれ。流石にそんなに低くないと思うんだが。
そう考えると俺の魔力やばくね……?
やはり職業が多いとステータスが大きくなるのだろうか。

「もし俺の魔力が80万超えてたらどうする?」

「なんでもするわ」

凄まじい自信だな……











皆さんこんにちは(こんばんは)、神王です誤字脱字がありましたら、いってください。あと、お気に入りとハートをよろしくお願いします。これからも転生したら天使に職業を選べと言われたので全部選んだら大変なことになりましたをよろしくお願いします。

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