神様の旅路
第5話〜ダンジョン〜
訓練開始から1ヶ月が経つ頃だろう、その間俺たちは体術、魔術をとにかく練習してダンジョンへ来ていた、ちなみに俺は1ヶ月特に何もせず過ごしていた、カミラとは話す機会がなくいまだ理由を聞き出せていない
ダンジョンの場所は意外と近く国の外にある森を抜けてすぐだった、
「さて、お前らにはポーションを渡しておく!軽い怪我程度ならこれだけで治せるだろう、1人五本だ大事に使え!」
そうして俺たちは全員ポーションを受け取った、皆こんなんで本当に怪我が治るのか疑問に思っている様だ
「皆本当に効くのか気になるなら見せてやろう」
そう言ってアルバートさんは剣を取り出し自分の腕に傷をつけた、かなり深いのか血が大量にでてきている
「ちょっいきなり何してるんですか!?」
皆の顔が青ざめている、そしてアルバートさんはポーションを取り出し傷がついた腕にかけた、すると傷がすごい勢いで治っていく
「「「おぉ〜」」」
「スゲェこれなら何があろうか平気だぜ!」
「これってこんなにすごかったんだ!」
「もっと欲しいな〜」
などと皆ポーションの効果を認めていた、
「まぁこんなもんだ、俺ら騎士団もいるから安心しろ!」
「それじゃあ行くぞ!」
そして俺たちはアルバートさんを先頭にダンジョンの中へ入っていった
中は薄暗くかなり入り組んでいた、そして大体十メートルほど歩いたところで壁の隙間から黒いウサギ?の様なものが現れた、数は20いるかいないかくらいか
「お前ら隊列を組め!あれはダークラビット、暗闇に住み暗闇に紛れることのできる魔物だ、かなり厄介だぞ、気をつけて戦え!」
「「「はい!」」」
と意気込むも皆平均レベル10〜20程になっており、能力値も大体平均1000前後はある、そんな人にとってダークラビットは瞬殺だった、星光と智也がそれぞれ数匹を葬り残りは魔法で殲滅している、これにはアルバートさんも
「あぁ……よくやった…」
などと目の前で起きたことを受け止められてない様だった
「ごほん!あぁ凄いなお前ら、まさか瞬殺なんて、ちなみに敵を倒したら魔鉱石を拾わなきゃダメだぞ!これは金になるからな」
魔鉱石、敵を倒すと出てくる鉱石で建築や武器の材料など様々なことに使われる、なのでかなり売れるのだ、強い敵ほど落とす魔鉱石の純度が高くより高い値段になるらしい。
皆金になると聞いて無我夢中で集め始めた
そして俺たちはそのままの勢いで次々と進んでいく、もう二十階層くらいだろうな
途中色んな敵とあったがやはりどれも簡単に倒せた、
そして皆敵が弱過ぎてか気を抜いてしまっている
だから気付いていない……背後に敵がいることに
「ぐわぁ!」
後ろにいた谷本良樹が斬られた、相手はゴブリンみたいだった、しかもかなり大きい
「大丈夫か!?おい!誰かこいつにポーションを!」
「分かりました!」
そして近くにいた今村美香が彼にポーションをかける、斬られた傷がみるみるうちに治っていった
「ありがとう……」
「お礼はいいよ、それより大丈夫?」
「あぁ俺は平気だやっぱポーションスゲェよ」
「よし、それじゃあこいつを倒すぞ!」
「おい星光こんなの俺1人で十分だ!」
そう言って智也はゴブリンに向かっていった
「ギャッ!!」
という特有の鳴き声とともにゴブリンも持っていた小太刀を振るう、智也はそれを片手で受け止めもう片方の手でゴブリンを殴り飛ばした、智也の装備は籠手と肘当てなど肉弾戦に特化している
「スゲェぞ智也!」
「やっぱ喧嘩慣れしてるね〜」
「もう星光君と智也君だけでいいんじゃないのかな〜?」
「いや〜弱かったぜ、肩慣らしにもなんねぇよ」
などと言っており勝利の余韻に浸っていた、そして突然
「ギャァァァ!!」
という鳴き声とともにさっき吹き飛ばされたゴブリンがすごい勢いでやってきた、そして智也に斬りかかる
「《火球》!」
後衛にいた1人がゴブリンに魔法を放った、その魔法でゴブリンは跡形もなく消えていた
「大丈夫?智也君」
そう言ってさっき魔法を放った子上田香奈美は心配そうに智也に話しかけた
「ちっ余系なことを、でもまぁ……ありがとう、助かったよ」
「うんうん、前衛のサポートが後衛の仕事だからね!」
「これからもよろしく頼む!」
「うん!」
などと会話をしている中アルバートさんが話しかけてくる
「上田、今のよく反応したな!凄いぞ」
「はい!ありがとうございます!」
「しかも今の《火球》無詠唱で発動させてたな!驚いたよ」
「まだ私は完ぺきな無詠唱は出来ませんよ〜、実際今のも普通の《火球》より威力が低いですし」
「それに私1ヶ月の間殆どこの魔法練習してましたしね……」
魔法は無詠唱で発動が可能だ、本来魔法は使用者のイメージによって多少変化するのだが詠唱はそのイメージをする過程を短縮するものである、上田さんの場合1ヶ月間とにかく《火球》を練習してイメージを固めていたのだろう、それでも無詠唱だと威力が落ちてしまう、しかも無詠唱は全ての魔法でできない、使用する魔力量が多かったり、強力な魔法になるとやはり詠唱が必要になってしまうのだ
そして俺たちは先を進む、さっきとは違い皆油断せず常に周りに気をつけて行動していた、そのおかげで敵が来ても慌てずに対処することができるようになった
ちなみに俺はずっと後ろにいてなにもしてない
まもなく四十階層目くらいの時にアルバートさんがみんなを止める
「みんな、ここから先は恐らく危険な魔物がいる、それでも先に進むか?」
「もちろんです!アルバートさん、せっかくここまで来たのですから最後までやらせてください!」
「そうだそうだ!」
「今の私たちならできるよ!」
「よし、みんなやるぞ〜!」
「「「おぉ!」」」
「仕方ない奴らだ、俺らも全力で挑む、気を引き締めていくぞ!」
そして俺たちは下の階層へ続く道をゆっくり歩いていく、そして道が開けた時俺らの目の前にいたのは
「グォォォォォォオ ︎」
巨大な怪物だった……
ダンジョンの場所は意外と近く国の外にある森を抜けてすぐだった、
「さて、お前らにはポーションを渡しておく!軽い怪我程度ならこれだけで治せるだろう、1人五本だ大事に使え!」
そうして俺たちは全員ポーションを受け取った、皆こんなんで本当に怪我が治るのか疑問に思っている様だ
「皆本当に効くのか気になるなら見せてやろう」
そう言ってアルバートさんは剣を取り出し自分の腕に傷をつけた、かなり深いのか血が大量にでてきている
「ちょっいきなり何してるんですか!?」
皆の顔が青ざめている、そしてアルバートさんはポーションを取り出し傷がついた腕にかけた、すると傷がすごい勢いで治っていく
「「「おぉ〜」」」
「スゲェこれなら何があろうか平気だぜ!」
「これってこんなにすごかったんだ!」
「もっと欲しいな〜」
などと皆ポーションの効果を認めていた、
「まぁこんなもんだ、俺ら騎士団もいるから安心しろ!」
「それじゃあ行くぞ!」
そして俺たちはアルバートさんを先頭にダンジョンの中へ入っていった
中は薄暗くかなり入り組んでいた、そして大体十メートルほど歩いたところで壁の隙間から黒いウサギ?の様なものが現れた、数は20いるかいないかくらいか
「お前ら隊列を組め!あれはダークラビット、暗闇に住み暗闇に紛れることのできる魔物だ、かなり厄介だぞ、気をつけて戦え!」
「「「はい!」」」
と意気込むも皆平均レベル10〜20程になっており、能力値も大体平均1000前後はある、そんな人にとってダークラビットは瞬殺だった、星光と智也がそれぞれ数匹を葬り残りは魔法で殲滅している、これにはアルバートさんも
「あぁ……よくやった…」
などと目の前で起きたことを受け止められてない様だった
「ごほん!あぁ凄いなお前ら、まさか瞬殺なんて、ちなみに敵を倒したら魔鉱石を拾わなきゃダメだぞ!これは金になるからな」
魔鉱石、敵を倒すと出てくる鉱石で建築や武器の材料など様々なことに使われる、なのでかなり売れるのだ、強い敵ほど落とす魔鉱石の純度が高くより高い値段になるらしい。
皆金になると聞いて無我夢中で集め始めた
そして俺たちはそのままの勢いで次々と進んでいく、もう二十階層くらいだろうな
途中色んな敵とあったがやはりどれも簡単に倒せた、
そして皆敵が弱過ぎてか気を抜いてしまっている
だから気付いていない……背後に敵がいることに
「ぐわぁ!」
後ろにいた谷本良樹が斬られた、相手はゴブリンみたいだった、しかもかなり大きい
「大丈夫か!?おい!誰かこいつにポーションを!」
「分かりました!」
そして近くにいた今村美香が彼にポーションをかける、斬られた傷がみるみるうちに治っていった
「ありがとう……」
「お礼はいいよ、それより大丈夫?」
「あぁ俺は平気だやっぱポーションスゲェよ」
「よし、それじゃあこいつを倒すぞ!」
「おい星光こんなの俺1人で十分だ!」
そう言って智也はゴブリンに向かっていった
「ギャッ!!」
という特有の鳴き声とともにゴブリンも持っていた小太刀を振るう、智也はそれを片手で受け止めもう片方の手でゴブリンを殴り飛ばした、智也の装備は籠手と肘当てなど肉弾戦に特化している
「スゲェぞ智也!」
「やっぱ喧嘩慣れしてるね〜」
「もう星光君と智也君だけでいいんじゃないのかな〜?」
「いや〜弱かったぜ、肩慣らしにもなんねぇよ」
などと言っており勝利の余韻に浸っていた、そして突然
「ギャァァァ!!」
という鳴き声とともにさっき吹き飛ばされたゴブリンがすごい勢いでやってきた、そして智也に斬りかかる
「《火球》!」
後衛にいた1人がゴブリンに魔法を放った、その魔法でゴブリンは跡形もなく消えていた
「大丈夫?智也君」
そう言ってさっき魔法を放った子上田香奈美は心配そうに智也に話しかけた
「ちっ余系なことを、でもまぁ……ありがとう、助かったよ」
「うんうん、前衛のサポートが後衛の仕事だからね!」
「これからもよろしく頼む!」
「うん!」
などと会話をしている中アルバートさんが話しかけてくる
「上田、今のよく反応したな!凄いぞ」
「はい!ありがとうございます!」
「しかも今の《火球》無詠唱で発動させてたな!驚いたよ」
「まだ私は完ぺきな無詠唱は出来ませんよ〜、実際今のも普通の《火球》より威力が低いですし」
「それに私1ヶ月の間殆どこの魔法練習してましたしね……」
魔法は無詠唱で発動が可能だ、本来魔法は使用者のイメージによって多少変化するのだが詠唱はそのイメージをする過程を短縮するものである、上田さんの場合1ヶ月間とにかく《火球》を練習してイメージを固めていたのだろう、それでも無詠唱だと威力が落ちてしまう、しかも無詠唱は全ての魔法でできない、使用する魔力量が多かったり、強力な魔法になるとやはり詠唱が必要になってしまうのだ
そして俺たちは先を進む、さっきとは違い皆油断せず常に周りに気をつけて行動していた、そのおかげで敵が来ても慌てずに対処することができるようになった
ちなみに俺はずっと後ろにいてなにもしてない
まもなく四十階層目くらいの時にアルバートさんがみんなを止める
「みんな、ここから先は恐らく危険な魔物がいる、それでも先に進むか?」
「もちろんです!アルバートさん、せっかくここまで来たのですから最後までやらせてください!」
「そうだそうだ!」
「今の私たちならできるよ!」
「よし、みんなやるぞ〜!」
「「「おぉ!」」」
「仕方ない奴らだ、俺らも全力で挑む、気を引き締めていくぞ!」
そして俺たちは下の階層へ続く道をゆっくり歩いていく、そして道が開けた時俺らの目の前にいたのは
「グォォォォォォオ ︎」
巨大な怪物だった……
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