ファウスト−FAUST−
第1話 始まり−全てはアノ日−
しばらくして俺は口が開いた。
「つまり簡単に言うと主人である神に反逆し神のお気に入りの俺達人間を腹いせで殺しているって所か?ヨハネ。」
ヨハネは笑顔でニッコリと笑う。
『正にその通りです。大翔さんが飲み込みが早くて幸いでした。付け加えますと堕天使達は全部を引っくるめて゛ベリアル゛と呼んでいます。そうそう次は大翔さんが何故ゼウス様から力を与える理由を……』
「理由?ただの気まぐれじゃねえの?」
俺は少し怪訝そうに聞く。
『まぁ確かにあの方は結構な気分屋と言いますか自由人と言いますか……まぁ今回は理由がありまして、その理由と言うのは2つ程あります。まず1つ目は大翔さんは゛賢者の石゛と言うのを聞いた事ありますか?』
「聞いた事があるけど……それが?」
『賢者の石は神が造った代物。その石は神かそれか私達、天使にしか造れません。まず賢者の石の材料となるのは、人間の生き血なのです。更に賢者の石を造るには、その賢者の石の造り方を記した゛精製書゛と人間の生き血を流し込み型を造る゛精製器具゛という二つ神器が必要です。それは本来はゼウス様以外の天使達は所持をしていません。』
「悪用されない様に神だけが所持しているわけか……」
『しかし最近になってわかった事でその賢者の石を造る精製書と精製器具がベリアル達の手にあると……』
「おいおい、一体どうなってやがる本来は門外不出のはずだろ?」
『そのはずでしたが……多分ですがベリアル達が天界に追放される直前に賢者の石を造る精製書と精製器具を持ち去ったんだと……』
「そして俺にどうしろと?」
『多分、ベリアルの幹部辺りが所持しているので取り返して下さい。』
ニッコリ笑顔で言うヨハネ。
「わかった。確かにそいつを悪用されたら面倒だ。取り返してやる」
『ありがとうございます。』
なんか少しムカつくが、最後にハートが付く様にいった。
続けて俺はヨハネに問い掛けた。
「それで?ヨハネ。俺が選ばれたもう1つの理由はなんだ?」
「つまり簡単に言うと主人である神に反逆し神のお気に入りの俺達人間を腹いせで殺しているって所か?ヨハネ。」
ヨハネは笑顔でニッコリと笑う。
『正にその通りです。大翔さんが飲み込みが早くて幸いでした。付け加えますと堕天使達は全部を引っくるめて゛ベリアル゛と呼んでいます。そうそう次は大翔さんが何故ゼウス様から力を与える理由を……』
「理由?ただの気まぐれじゃねえの?」
俺は少し怪訝そうに聞く。
『まぁ確かにあの方は結構な気分屋と言いますか自由人と言いますか……まぁ今回は理由がありまして、その理由と言うのは2つ程あります。まず1つ目は大翔さんは゛賢者の石゛と言うのを聞いた事ありますか?』
「聞いた事があるけど……それが?」
『賢者の石は神が造った代物。その石は神かそれか私達、天使にしか造れません。まず賢者の石の材料となるのは、人間の生き血なのです。更に賢者の石を造るには、その賢者の石の造り方を記した゛精製書゛と人間の生き血を流し込み型を造る゛精製器具゛という二つ神器が必要です。それは本来はゼウス様以外の天使達は所持をしていません。』
「悪用されない様に神だけが所持しているわけか……」
『しかし最近になってわかった事でその賢者の石を造る精製書と精製器具がベリアル達の手にあると……』
「おいおい、一体どうなってやがる本来は門外不出のはずだろ?」
『そのはずでしたが……多分ですがベリアル達が天界に追放される直前に賢者の石を造る精製書と精製器具を持ち去ったんだと……』
「そして俺にどうしろと?」
『多分、ベリアルの幹部辺りが所持しているので取り返して下さい。』
ニッコリ笑顔で言うヨハネ。
「わかった。確かにそいつを悪用されたら面倒だ。取り返してやる」
『ありがとうございます。』
なんか少しムカつくが、最後にハートが付く様にいった。
続けて俺はヨハネに問い掛けた。
「それで?ヨハネ。俺が選ばれたもう1つの理由はなんだ?」
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