無属性魔法を極めた俺は異世界最強!?
20話
白い・・・・・・・
視界中が真っ白だ。ここはどこなのだろう?
「うっ!?」
身体を動かそうとしたが金縛りにあったかのように動かない。
「ガシャ」
俺がどうにかして身体を起こそうと苦戦しているとどこからか扉の開ける音が聞こえた。
ん?誰だろう・・・・
「ユウ、起きたのか?」
この声は・・・真一か。
俺は返事を返そうと思った。が、なかなかうまく声が出せない。無理やり声を出そうとしても息が喉元で突っかかってしまう。
仕方ないので俺はこれまでのことを思い出すことにした。
確か俺はレッドゴブリンを倒したんだ。その時の記憶までは鮮明に思い出せる。だけどそこからはなかなか思い出せない。
考えても頭に映し出されない記憶に手を焼いていると
「ユウの体調はどうだ?」
今度は玄太の声が聞こえてきた。
「あぁ、熱はまだあるみたいだけどレッドゴブリンを倒した直後よりは良くなってる」
レッドゴブリンを直後に何があったんだ?
俺は二人の会話を聞き逃すまいと耳を澄ませたが、途端に強烈な睡魔が襲ってくる。
うっ、まだ寝ちゃ・・・・・・だめ・・・・・だ・・・・
俺は眠気に耐えられずに意識を手放した。
□
白い・・・・・・
視界中が真っ白だ。ってこの流れなんかデジャヴだな。だが今回は身体が動かせる。
俺は身体が動くことを確認して身体を起こした。
ここは・・・宿か?目の前には見覚えのある空間が広がっていた。
上に視線を向けると白い天井が広がっている。なるほど、俺はあの天井を見て白い空間にいると錯覚したのか。なんと無様な・・・・・
しかし今になってあの後何があったのか思い出せてきた。確かレッドゴブリンを倒した瞬間にすごい量の魔力が体内に溢れかえったんだ。おそらく経験値の変換によるものだろうがあの時ステータスを開いても何の変動も無かった。まぁ格上の相手を倒したのだから変換された経験値が多すぎて処理し切れ無かったのだろう。そういうことなら城でのステータス測定のことも説明がつく。
それはそうと俺自身でさえステータスを開くのが恐ろしいのだが・・・・・
おそらく、いや、絶対に全ステータス値がおかしいことになっているはずだ。
しかし今日の成長を見ないわけにもいかなく、俺はステータス画面を開いた。
『ステータス!』
視界中が真っ白だ。ここはどこなのだろう?
「うっ!?」
身体を動かそうとしたが金縛りにあったかのように動かない。
「ガシャ」
俺がどうにかして身体を起こそうと苦戦しているとどこからか扉の開ける音が聞こえた。
ん?誰だろう・・・・
「ユウ、起きたのか?」
この声は・・・真一か。
俺は返事を返そうと思った。が、なかなかうまく声が出せない。無理やり声を出そうとしても息が喉元で突っかかってしまう。
仕方ないので俺はこれまでのことを思い出すことにした。
確か俺はレッドゴブリンを倒したんだ。その時の記憶までは鮮明に思い出せる。だけどそこからはなかなか思い出せない。
考えても頭に映し出されない記憶に手を焼いていると
「ユウの体調はどうだ?」
今度は玄太の声が聞こえてきた。
「あぁ、熱はまだあるみたいだけどレッドゴブリンを倒した直後よりは良くなってる」
レッドゴブリンを直後に何があったんだ?
俺は二人の会話を聞き逃すまいと耳を澄ませたが、途端に強烈な睡魔が襲ってくる。
うっ、まだ寝ちゃ・・・・・・だめ・・・・・だ・・・・
俺は眠気に耐えられずに意識を手放した。
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白い・・・・・・
視界中が真っ白だ。ってこの流れなんかデジャヴだな。だが今回は身体が動かせる。
俺は身体が動くことを確認して身体を起こした。
ここは・・・宿か?目の前には見覚えのある空間が広がっていた。
上に視線を向けると白い天井が広がっている。なるほど、俺はあの天井を見て白い空間にいると錯覚したのか。なんと無様な・・・・・
しかし今になってあの後何があったのか思い出せてきた。確かレッドゴブリンを倒した瞬間にすごい量の魔力が体内に溢れかえったんだ。おそらく経験値の変換によるものだろうがあの時ステータスを開いても何の変動も無かった。まぁ格上の相手を倒したのだから変換された経験値が多すぎて処理し切れ無かったのだろう。そういうことなら城でのステータス測定のことも説明がつく。
それはそうと俺自身でさえステータスを開くのが恐ろしいのだが・・・・・
おそらく、いや、絶対に全ステータス値がおかしいことになっているはずだ。
しかし今日の成長を見ないわけにもいかなく、俺はステータス画面を開いた。
『ステータス!』
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