ドン底まで落ちた私

ちゅん

新居から入籍。


私の部屋で同棲を始めて、1、2ヶ月が経ち、彼女の卒業を控えていました。卒業したら籍を入れようと二人で決めてました。

彼女が卒業式で着るお洒落なワイシャツが欲しいと言ったので、一緒に買いに行きました。

「このワイシャツめっちゃかわえくない?
こっちもかわええなぁ。どっちがええと思う?」笑顔で嬉しそうに彼女が聞いてきました。すると私は「どっちもかわええよ。2つとも似合うと思うけ、好きな方選びや。」

彼女は少し不機嫌な感じで
「絶対てきとうやろ。あんたの意見参考にしたかったけど、だめやな笑 自分で決めますよ。」最終的には自分で決めたのですが、
女性の考えてる事は難しいなと感じ、なんて答えれば正解だったのかわかりません笑

そんなこんなで良い買い物出来た彼女はご満悦で見てるこっちも幸せでした。

卒業式は私だけ出席しました。
もちろん、彼女の親は来ることなく
4年間一緒に頑張ってきた仲間達と最後の別れをしていました。
卒業式は何度見ても感動しますね。

それから、二人で住む物件を探し、
彼女に住みたい所を任せました。

「ねぇ、めっちゃええ物件見つけたんやけど。」嬉しそうに話す彼女。

「うそやん!どんな物件なん?」
興味津々に聞く私。

「あんな、間取りが2Dkでトイレと風呂も別で部屋も広くて駐車場代とか全部込みで4万よ!めっちゃ良くない?」
テンションが上がりながら喋ってました。

「まじか!めっちゃええやん!家賃4万なら俺の給料だけでもやってけるし、あんたに任せとるけ、俺はそこに住んで全然ええよ!」

「やった!わかった!明日、物件契約してくるね!初期費用とか下ろして払うけど、そこは許してね。子供が産まれて落ち着くまで1人で働かせるけど、ごめんなぁ。」

「了解!お金は任せとるけ気にせんよ!仕事の事は気にせんでええ。今はお腹の子の為にゆっくり休んで、産まれてもあんたに免許取らせてあげたいし、当分はゆっくり休んで。
今まで頑張ってきたんやから。」

「ほんまあんた優しいよな、出会って付き合って、婚約までしてめっちゃ幸せや。こんなにうちの事、思ってくれちょるしなぁ。ほんま大好き。いつもありがとう。」

「俺はあんたから大好きとありがとうって言って貰えるだけでくそ幸せやけ、その言葉を言ってもらえるように頑張りよるだけや笑」

「ほんまあんたはおもしろいなぁ笑」

こうして二人で住むアパートも決まり、
そして引っ越しもして、家具家電は父親の知り合いから貰った物とかもあり、お金はあまりかからず揃いました。

「ここの物件にして良かったなぁ。女の子はセンスがありますな。」

「そやろ。うちがテンション上がってたのもわかったやろ。あー、二人っきりって新鮮でキュンキュンしてしまう。もうすぐ3人になるし楽しみがいっぱいや。」

「たしかにな。さすがとしか言えんわ笑  そやな。父さんと弟おったから変に気を使うもんな。今からは心からリラックスして気も使わんやろし、2人でまったり暮らそうな。」

それから、数日後私達は婚姻届けを提出した。未成年の為、親のサインがいるが彼女は友人に書いてもらい、あっさりと提出出来た。
結婚式は彼女の体と子供が産まれて落ち着くまでしないという事になった。

二人暮らしを始めとても幸せでした。
仕事から帰れば、ご飯とお風呂の準備をしてくれている。朝早く起きて弁当も作ってくれる。他愛ない事で笑い合い、イチャイチャなんかもしたりしてほんとうに幸せでした。
彼女のお腹も大きくなり、二人暮らしを初めて半年後、陣痛がまだ日も登ってない早朝にきました。すぐに病院へ連絡し連れて行きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日はここまでです。明日は子供の出産の事を書いて行きます。この時期から私がドンドン腐っていくのでお楽しみに!
いつも読んでいただきありがとうございます。では失礼します。

コメント

  • ちゅん

    水野真紀さん。アドバイスありがとうございます!!助かります(〃ω〃)読みやすいように努力します(^-^)ゝ゛

    0
  • 水野真紀

    かぎかっこと普通のかっこで自分も彼女を分けてるんだど思うんですが喋り分は全部カギカッコにしてみては?と思いました。内容でどっちが話してるかは分かりますので
    なんか上からみたいな感じですいません

    1
  • ちゅん

    夢八さん。この時までが一番の絶頂期でした(^.^)今から変わってくので楽しみにしてて下さい!いつもコメントありがとうございます(〃ω〃)

    0
  • 青篝

    なんか、ここまでの感じやと
    2人とも幸せそうやな~。

    1
コメントを書く

「現代アクション」の人気作品

書籍化作品