転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 382
「うわっ……」
びっくりした。勇者から送られてきたポイントについて色々と調べてると、いきなり下から高エネルギー反応がしてきてちょっと飛び退いたら、凶悪なエネルギーが貫いてきたのだ。
そして其れが収まって下に降りてきたわけだけど……うん……なんか勇者のような奴がいた。G-01の分析で見た目は変わってたけど、すぐに勇者の体だとわかったわけだけどさ……敵意がね。勇者のそれじゃないよ。
敵意満々すぎる。見た目が変わっても私にはアレが勇者だとわかってるんだから、せめてもうちょっとあの殺気を隠してれば背後から一太刀くらいは浴びせれたかもしれないのにね。
まあ何があったか知らないが……あの勇者のような何か……はきっとその力に万能感を覚えてるんだろう。
なにせ私……というかG-01ほどじゃないにしろ、その一部の武装的な物になってる魔王と勇者はこの世界の何よりも強いはず。あれがなにかわからないが、この世界の何か……なのはは確実だしね。勇者の体を乗っ取ったとなれば、めちゃくちゃ凄いエネルギーに喚起してておかしくない。
『なにやってるんですか勇者……ん? 勇者なの貴方?』
「何者……いや……そうか貴様がジゼロワンとかいう……ふむふむ、こいつの上に立つ? そんなまさかいや……」
何やら勇者? だった奴が何やらブツブツ呟いてる。アレは勇者の体だけど、なんか肌の色とか髪の色とか……てか腕か銃になってるし、どういうことなんだろうか? あれかな? 勇者の中にあった悪の心が表に出てきたとか……そんな感じ?
わくわくする展開である。まあ厄介ではあるけど……
「答えなさい。貴方は敵? 勇者がそこに居るなら、さっさと勇者に体を返しなさい」
「すみませんジゼロワン殿。これはちょっとした形態変化というか、攻撃特化の姿を発見しましてね。それだけですよ」
何か黒くなった勇者がそんなことを言って笑顔を見せる。なるほどなるほど、そうくるか。さっきまで殺気ビンビンだったけど、今は其れを引っ込めて、私への敵対心を隠してる。なかなかに狡猾な奴みたい。厄介な物に乗っ取られてるね。
これってどうしたら良いのかな? だって下手にぶっ飛ばしたら……ね。これって実際の所勇者の体だし……
(べっこんべっこんにしても直せるかな?)
(貴女が望めば力を分け与えて修復する事は出来るはずです)
(なるほど、ならいっか)
AIが直せると言ってくれた。なら、一端たたきのめしても大丈夫だろう。
「ふむふむ、なるほどね。其れは新しい勇者のフォームって訳ですね」
「ええ、だから安心を――ごっ!?」
とりあえず私を謀ろうとするそいつを蹴っ飛ばした。そもそもがサイズが違うんだからね。勇者は勢いよく吹っ飛んで建物をぶっ壊しながら転がっていく。
普通なら死んでておかしくないが……
「ふははははははは! やってくれたな!!」
そういい勢いを止めて上に飛んだ黒い勇者が凶悪な顔で笑ってた。
びっくりした。勇者から送られてきたポイントについて色々と調べてると、いきなり下から高エネルギー反応がしてきてちょっと飛び退いたら、凶悪なエネルギーが貫いてきたのだ。
そして其れが収まって下に降りてきたわけだけど……うん……なんか勇者のような奴がいた。G-01の分析で見た目は変わってたけど、すぐに勇者の体だとわかったわけだけどさ……敵意がね。勇者のそれじゃないよ。
敵意満々すぎる。見た目が変わっても私にはアレが勇者だとわかってるんだから、せめてもうちょっとあの殺気を隠してれば背後から一太刀くらいは浴びせれたかもしれないのにね。
まあ何があったか知らないが……あの勇者のような何か……はきっとその力に万能感を覚えてるんだろう。
なにせ私……というかG-01ほどじゃないにしろ、その一部の武装的な物になってる魔王と勇者はこの世界の何よりも強いはず。あれがなにかわからないが、この世界の何か……なのはは確実だしね。勇者の体を乗っ取ったとなれば、めちゃくちゃ凄いエネルギーに喚起してておかしくない。
『なにやってるんですか勇者……ん? 勇者なの貴方?』
「何者……いや……そうか貴様がジゼロワンとかいう……ふむふむ、こいつの上に立つ? そんなまさかいや……」
何やら勇者? だった奴が何やらブツブツ呟いてる。アレは勇者の体だけど、なんか肌の色とか髪の色とか……てか腕か銃になってるし、どういうことなんだろうか? あれかな? 勇者の中にあった悪の心が表に出てきたとか……そんな感じ?
わくわくする展開である。まあ厄介ではあるけど……
「答えなさい。貴方は敵? 勇者がそこに居るなら、さっさと勇者に体を返しなさい」
「すみませんジゼロワン殿。これはちょっとした形態変化というか、攻撃特化の姿を発見しましてね。それだけですよ」
何か黒くなった勇者がそんなことを言って笑顔を見せる。なるほどなるほど、そうくるか。さっきまで殺気ビンビンだったけど、今は其れを引っ込めて、私への敵対心を隠してる。なかなかに狡猾な奴みたい。厄介な物に乗っ取られてるね。
これってどうしたら良いのかな? だって下手にぶっ飛ばしたら……ね。これって実際の所勇者の体だし……
(べっこんべっこんにしても直せるかな?)
(貴女が望めば力を分け与えて修復する事は出来るはずです)
(なるほど、ならいっか)
AIが直せると言ってくれた。なら、一端たたきのめしても大丈夫だろう。
「ふむふむ、なるほどね。其れは新しい勇者のフォームって訳ですね」
「ええ、だから安心を――ごっ!?」
とりあえず私を謀ろうとするそいつを蹴っ飛ばした。そもそもがサイズが違うんだからね。勇者は勢いよく吹っ飛んで建物をぶっ壊しながら転がっていく。
普通なら死んでておかしくないが……
「ふははははははは! やってくれたな!!」
そういい勢いを止めて上に飛んだ黒い勇者が凶悪な顔で笑ってた。
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