異世界にクラス転移された時いじめられてる奴後で大体復讐してくる
普通ニャって言うか?!
7
城に帰ると何やらクラスのみんなが暗い顔をしていた
事情を聞こうにも迷宮サボったから聞けないしどうしよう
「いや!私は知樹君を探しに行く!」
「風花!奥瀬君はもう…」
ああ、状況理解したよ、あいつ迷宮でなんかあったんだな
「いきなり崖が崩れるなんておかしいよ!誰かが…」
「北岸さん!それ以上はダメだ!」
「上条君…ごめん、私ちょっと頭冷やしてくる」
なるほど崖から落ちたと、どうせいじめっ子の誰かが落としたんだろう
北岸が俺の横を走っていくその横姿には涙が流れていた
そしてその北岸が俺の横を通ったことでみんなにバレた
「君は…雪だっけ?なんで迷宮にいなかった」
上条 優、勇者が俺に声をかけてきた
「いや、めんどくさかったし、ほら死者も出たんだろ?そんな危険な場所行くわけないじゃん」
そういうと優は俺の胸ぐらを掴んだ
「何!雪は正義感というものがないのか!この世界の人々が魔王によって苦しめられているのに力のあるものが助けなくてどうする!」
「えっ?何?クラスメイト1人助けられなくて誰が世界の人々を助けられるの?」
「くっ!」
俺の言葉に手も足も出ないみたいだな、どうせあいつは生きてるさ、毎日誰よりも特訓していたし馬鹿じゃない
「言わせてやればなんだよ!生意気だぞ!」
「おい!やめろ!」
いじめっ子の一人が俺に剣を向けて走ってきた
ガキンッ
「ご主人様に歯向かう者は排除します」
俺に剣が当たるスレスレのところでアマテラスが刀で受け止めた
「さて、ついに攻撃したな?俺に攻撃したということは敵ということでいいんだな?」
「っ!この!…足が!」
パキパキと足からどんどん凍っていく
「次はないからな、アマテラス、明日の予定だったが今日行くぞ」
「仰せのままに」
「ちょ、ちょっと待って!」
勇者が大声を上げた
「勇者さんよ、これからはお前らは味方と思わないからな、人殺し集団」
いじめを見て見ぬ振りをし続けた結果だ、ちなみに俺もだ
「次にご主人様に歯向かう者は容赦なく殺しますので」
「ヒッ!」
あーあ、あのいじめっ子失神しちゃったよ、アマテラス迫力ありすぎ
「…」
これ以降誰も喋らなかった
「すまんな、急に出ていくことになって」
「いえ、わたくしもやりすぎました」
「それでどこに行く?」
「ここから東にある迷宮都市スコットがよろしいかと、移動は徒歩だと時間がかかるので馬車に乗りましょう」
へえ、迷宮都市なんてあるんだ
「馬車は早朝にしか出ないので今日は宿に泊まりましょう」
「おっけ、じゃあ宿を探そう」
宿は比較的早く見つかったが1人部屋で良いと言ったら宿の店主に変な目で見られた、看板娘と思われる子は顔を真っ赤にしていた
ただ一緒に寝るだけなのに…だけだよな?
結果的にはただ一緒に寝ただけだったがベットは城のより固くしかしアマテラスがとても柔らかく暖かかったためぐっすり寝れた
「ん…あっ朝か」
最近早朝に起きているせいでそれが定着したみたいだ
「すぅ…すぅ…」
アマテラスはまだ寝ていた
アマテラスより先に起きるのは初めてだな、というかまだ一緒に過ごして3日ほどしか経ってないが
「…」
寝顔、めっちゃ可愛い、ずっと見ていたい
そして30分後、目を開けたアマテラスが俺と目が合い顔を真っ赤にしたアマテラスがまた可愛いかった
「うぅ…いじわるです」
「ごめんって」
「もう、行きますよ!」
身支度を整え迷宮都市スコット行きの馬車に乗った、片道銀貨4枚だそうだ、ゴブリン40匹分だ
「それじゃあ時間になったので出発しますね」
御者さんがそう言って手綱を引くと馬車が動いた
馬車とか初めて乗るんだけどやっぱり思った通りガタガタする
俺たち以外にも乗っている人が2人いるがこれは…
「あんた、冒険者かニャ?」
「ふぁ?!ゴホッ!」
ニャって言ったぞこいつ、いや確かに猫耳だなと思ったりしたけれども、異世界に来て1番驚いたかもしれん、咽せて咳出たし
「ニャっハッハ、こんなに驚いたやつは初めてだニャ!」
「ご主人様、この方は猫族です」
「でも普通ニャって言うか?!」
「ご主人様、方言みたいなものです、気にしたら負けです」
「あっそう…」
「こら!メル、初対面なのに失礼でしょ!」
「うニャ!だからって殴らなくてもいいニャ…」
隣に座っていた人が猫族の人?を殴った、こっちは普通の人のようだ
「すいません、うちの馬鹿が」
「いえ、ちょっと驚いただけなので…」
「私はニコラ、こっちの馬鹿はメルです」
メルは茶髪で目は黄色っぽい感じで雰囲気は馬鹿っぽい、ニコラは白っぽい髪色で青眼、なんかすごい委員長って感じ
「俺はユキ、そして…」
「アマテラスです」
最近、アマテラスも本名言っても分かってもらえないから名称しか言わなくなったな
「ユキって女っぽい名前だニャ…」
ゴッ!
うわ、いますごい音したけど大丈夫なのか?!
「殴らなくてもいいニャ…」
メルは頭を抱えて痛そうに蹲っている
「本当すいません、うちの馬鹿が」
「いえ、慣れてますので」
「それでユキたちは冒険者ランク何ニャ?」
「え、ブロンズですが?」
復活早いなおい
「私はゴールドだニャ!魔物が出たときは任せるといいニャ!」
ゴールドか、中級者から上級者の一歩手前ってところか、俺より強いんだろうな馬鹿っぽいけど
「ご主人様、そろそろ山に入りますのでこちらをお使いください」
アマテラスは袋からクッションを出した
「おお、こんなのも買ってたのかありがとう」
クッションをひくと今までのガタガタが少し軽減された
「ご主人様…ああ、メイドさんかニャ?」
「まあ、そんな所ですね」
本当は精霊ですが
そして数時間、雑談をして目的地に着いた
城に帰ると何やらクラスのみんなが暗い顔をしていた
事情を聞こうにも迷宮サボったから聞けないしどうしよう
「いや!私は知樹君を探しに行く!」
「風花!奥瀬君はもう…」
ああ、状況理解したよ、あいつ迷宮でなんかあったんだな
「いきなり崖が崩れるなんておかしいよ!誰かが…」
「北岸さん!それ以上はダメだ!」
「上条君…ごめん、私ちょっと頭冷やしてくる」
なるほど崖から落ちたと、どうせいじめっ子の誰かが落としたんだろう
北岸が俺の横を走っていくその横姿には涙が流れていた
そしてその北岸が俺の横を通ったことでみんなにバレた
「君は…雪だっけ?なんで迷宮にいなかった」
上条 優、勇者が俺に声をかけてきた
「いや、めんどくさかったし、ほら死者も出たんだろ?そんな危険な場所行くわけないじゃん」
そういうと優は俺の胸ぐらを掴んだ
「何!雪は正義感というものがないのか!この世界の人々が魔王によって苦しめられているのに力のあるものが助けなくてどうする!」
「えっ?何?クラスメイト1人助けられなくて誰が世界の人々を助けられるの?」
「くっ!」
俺の言葉に手も足も出ないみたいだな、どうせあいつは生きてるさ、毎日誰よりも特訓していたし馬鹿じゃない
「言わせてやればなんだよ!生意気だぞ!」
「おい!やめろ!」
いじめっ子の一人が俺に剣を向けて走ってきた
ガキンッ
「ご主人様に歯向かう者は排除します」
俺に剣が当たるスレスレのところでアマテラスが刀で受け止めた
「さて、ついに攻撃したな?俺に攻撃したということは敵ということでいいんだな?」
「っ!この!…足が!」
パキパキと足からどんどん凍っていく
「次はないからな、アマテラス、明日の予定だったが今日行くぞ」
「仰せのままに」
「ちょ、ちょっと待って!」
勇者が大声を上げた
「勇者さんよ、これからはお前らは味方と思わないからな、人殺し集団」
いじめを見て見ぬ振りをし続けた結果だ、ちなみに俺もだ
「次にご主人様に歯向かう者は容赦なく殺しますので」
「ヒッ!」
あーあ、あのいじめっ子失神しちゃったよ、アマテラス迫力ありすぎ
「…」
これ以降誰も喋らなかった
「すまんな、急に出ていくことになって」
「いえ、わたくしもやりすぎました」
「それでどこに行く?」
「ここから東にある迷宮都市スコットがよろしいかと、移動は徒歩だと時間がかかるので馬車に乗りましょう」
へえ、迷宮都市なんてあるんだ
「馬車は早朝にしか出ないので今日は宿に泊まりましょう」
「おっけ、じゃあ宿を探そう」
宿は比較的早く見つかったが1人部屋で良いと言ったら宿の店主に変な目で見られた、看板娘と思われる子は顔を真っ赤にしていた
ただ一緒に寝るだけなのに…だけだよな?
結果的にはただ一緒に寝ただけだったがベットは城のより固くしかしアマテラスがとても柔らかく暖かかったためぐっすり寝れた
「ん…あっ朝か」
最近早朝に起きているせいでそれが定着したみたいだ
「すぅ…すぅ…」
アマテラスはまだ寝ていた
アマテラスより先に起きるのは初めてだな、というかまだ一緒に過ごして3日ほどしか経ってないが
「…」
寝顔、めっちゃ可愛い、ずっと見ていたい
そして30分後、目を開けたアマテラスが俺と目が合い顔を真っ赤にしたアマテラスがまた可愛いかった
「うぅ…いじわるです」
「ごめんって」
「もう、行きますよ!」
身支度を整え迷宮都市スコット行きの馬車に乗った、片道銀貨4枚だそうだ、ゴブリン40匹分だ
「それじゃあ時間になったので出発しますね」
御者さんがそう言って手綱を引くと馬車が動いた
馬車とか初めて乗るんだけどやっぱり思った通りガタガタする
俺たち以外にも乗っている人が2人いるがこれは…
「あんた、冒険者かニャ?」
「ふぁ?!ゴホッ!」
ニャって言ったぞこいつ、いや確かに猫耳だなと思ったりしたけれども、異世界に来て1番驚いたかもしれん、咽せて咳出たし
「ニャっハッハ、こんなに驚いたやつは初めてだニャ!」
「ご主人様、この方は猫族です」
「でも普通ニャって言うか?!」
「ご主人様、方言みたいなものです、気にしたら負けです」
「あっそう…」
「こら!メル、初対面なのに失礼でしょ!」
「うニャ!だからって殴らなくてもいいニャ…」
隣に座っていた人が猫族の人?を殴った、こっちは普通の人のようだ
「すいません、うちの馬鹿が」
「いえ、ちょっと驚いただけなので…」
「私はニコラ、こっちの馬鹿はメルです」
メルは茶髪で目は黄色っぽい感じで雰囲気は馬鹿っぽい、ニコラは白っぽい髪色で青眼、なんかすごい委員長って感じ
「俺はユキ、そして…」
「アマテラスです」
最近、アマテラスも本名言っても分かってもらえないから名称しか言わなくなったな
「ユキって女っぽい名前だニャ…」
ゴッ!
うわ、いますごい音したけど大丈夫なのか?!
「殴らなくてもいいニャ…」
メルは頭を抱えて痛そうに蹲っている
「本当すいません、うちの馬鹿が」
「いえ、慣れてますので」
「それでユキたちは冒険者ランク何ニャ?」
「え、ブロンズですが?」
復活早いなおい
「私はゴールドだニャ!魔物が出たときは任せるといいニャ!」
ゴールドか、中級者から上級者の一歩手前ってところか、俺より強いんだろうな馬鹿っぽいけど
「ご主人様、そろそろ山に入りますのでこちらをお使いください」
アマテラスは袋からクッションを出した
「おお、こんなのも買ってたのかありがとう」
クッションをひくと今までのガタガタが少し軽減された
「ご主人様…ああ、メイドさんかニャ?」
「まあ、そんな所ですね」
本当は精霊ですが
そして数時間、雑談をして目的地に着いた
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