伝説となった狩人達

さいぞう

三話


今はさ。

そういう狩人達は、街で面倒見たりしてるけど…

昔はそうじゃなかった。


辺境の辺境。

さらに辺境の地まで連れて行かれ、ほったらかしよ。


そんな狩人の子供達は、知り合いの所や、身内や、働き口へと去って行く。



でも、この2人はね。
みんなとは違う選択をした。


自分の親達が死ぬまで、その辺境の村で過ごすと決めたのよ。


他の棄てられた狩人達も面倒見ながらね…












おい。
お前のとーちゃんやかーちゃんもここにいるのか?












おう!おれがめんどーみてるんだ!












そうか!まあ、おれのとーちゃんのほうが…

お前んちよりすごいけどな~











なに!お前とこなんか、いちびょーでたおすぞ!











出会ったころから、こんな感じだった。



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