伝説となった狩人達

さいぞう

五話


負けたんだからよ。

お前何でも言う事聞けよ?












ま…まだ負けてねえぞ?













往生際が悪いな。

お前くらいの手練ならもう分かるだろう。













先輩は腹を見抜かれ、渋々聞いたそうだ…

させられたのは…

一晩の酒代を全て奢る事だったんだ。














お前よ…

誰にでもあんな風に、喧嘩売って歩いてんのか?













悪いかよ。














別に悪くはねえが…

竜は恐いのかと思ってな。













ち…

俺より強い竜がいねえんだよ!













邪龍もか?













先輩は諦めてた。

竜人だから、その恐ろしさなんか…

人間より痛いほど知ってるからね。


自分ではもう規格外だと、はなから相手にする気は無かったんだ。



コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品