伝説となった狩人達

さいぞう

二話


そう。
十六で結婚してさあ。


子供も生まれて…
何か、本当にアツアツでさあ。

知りあった時はもう、嫁さんもお腹大きかったしね。











ちょ…お前…
それで俺らと同い?











なんか、いらつくよ?











何言ってるの!
失礼でしょ!

竜人さんなんだからね。











あ…そうか…
ごめんな…

珍しそうにするのは、俺ら人間の悪い癖なんだ。
すまねえ……











詫びは形でしないとね。
酒でいいよ?











うお~
昼間からそう来たか…

付き合うぜ!って… すみません…

いいですか…?










仕方ないわね…
この子のために、おいしい物よろしく!










わっかりましたあ!!











酒場で他の竜人も混ざってさ。
先輩も、お姉ちゃんも混ざって大宴会だったなあ。


祝!俺の初友達!


祝!息子誕生!


ちょっとだけ早いけどね。


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