伝説となった狩人達

さいぞう

四話


ある日ね。

その王様の頂に、知らない一人の男の子がさ。


妹かなあ。
汚い女の子を連れて座ってたの。











おい!そこは僕の場所だ!
座るな!










教官は叫んだらしいよ?

悔しかったし…
何より、またイジメられるのが恐かったしね…










ふん…
誰や…お前は…

こことるんやったら勝負せいや!












そうあいつに言われた時、怖かったんですよ。
本当にイジメられるより怖かったんです…












懐かしそうに微笑みながら、教官は話してくれた。


いつもの熱苦しい雰囲気は…



消えてたよ…




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