伝説となった狩人達

さいぞう

六話


少女は…

今日あった事を両親に話しました。


狩人でも見た事がないのに、両親が信じるはずもないでしょう?



その夜…
いつもの一杯飲みに、お父さんは盛り場へ…
いつもの店でくだらない話をしていた時です。










娘がよぉ…ヒック…

訳分からん事を言うんだよ…










何だ!…ヒック…










あの…あの古龍と…ヒック…

霞龍と遊んだって…ヒック…











ありえん!…とか…

まあまあ、思春期だから…とか…

後の仲間達も笑って聞き、そんな話は酒の肴で終わったようです。




でもね。
その話を、黙って飲んでいた一人の狩人が…

一部始終聞いていたのです…




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