伝説となった狩人達

さいぞう

三話

南での話じゃがの。



ある狩人たちが、見るのも稀な蒼い火竜に出会ってな。

チャンスとばかりに接戦していた時じゃ。


竜の水呑み場所に二日がかりで追い込んだ、その時…


奴が現れての。


狩人達を無視し…

瞬く間に仕留めてしまった。


それに怒った狩人達が奴に向かって行ったらしいんじゃ…



会話のやりとりもなく…

一人は肩から一刀され重傷。


あとの二人は、足の腱を切られ…

二度と狩りはできない体になったんじゃ。




その後奴は…
悠々と火竜の體を剥ぎ…


激痛にうなされ苦しむ狩人など見る事もなく…


消えてしまったんじゃよ…

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