伝説となった狩人達

さいぞう

四話

何年たったじゃろう……


チビは成長して…
狩人の背丈をもう越すくらいになってのう。


その頃から、南方の山へ向かって鳴くようになった。


狩人は、やはり親が恋しいのか…と思ってのう。
何も言わず、鳴くだけいつも鳴かしてやってたんじゃよ。


ところが…
そうではなかった…




ある日…
炎龍が村に突然現れての……

そして、その二匹のつがいは……




我が子を返せ…




と言わんばかりにのう…

人間を…
村を…

壊し始めたんじゃ。

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