色災ユートピア

0名

登場人物 闇纏白理

闇纏 白理(やみまとい はくり)

一人称:私

[基本情報]
虐殺狂、ジェノサイダー。
身の丈ほどもある太刀をぶん回したり投げたり、あるいは足場にしたりと好き勝手して戦っているようだ。
虐殺したいがためにアウトサイダーに戦いを挑み続け、力を手に入れた。

幼少期は双子の赦無とともに育つ。
両親から愛情をもらうことはなく、それより先に失望してしまったため、何が愛情か理解出来ずにいる。(現在では何となく認知している程度)
常識外れなのは昔からのようだ。
元々、控えめな性格で今のように異常さを公にすることはなかったが、それは家に強盗が入ったことで一変する。
頭を撃ち抜かれ、なおも生きていたが、脳を損傷したことで身体が麻痺してしまった。
この頃はまだアウトサイダーの存在は知られておらず、消えた人々は誘拐や神隠しとして処理されていた。
そのうち大人がどんどん消えて行き、現在ではほとんど見かけなくなり、孤児が増えてしまった。

アウトサイダーの領域に引き込まれた人間は、その空間から自力で脱出することは、まず不可能である。
手段はない訳では無いし、運が良ければ脱出出来る。
白理もその一人であり、損傷した脳を治すために自ら向かった。
その結果、身体の麻痺をある程度治癒するだけではなく、異能も手に入れた、というわけである。(時間が足りなかったため完治するまでには至らなかった)
ただ、その代償に精神的に狂ってしまった。
どのみち狂う運命だったので、遅いか早いかの違いかもしれないが。
度を超えた強さは領域帰還者の特徴だが、この双子は中でも最も力を持つ、脅威の存在として、人間からもアウトサイダーからも警戒されている。

麻痺していた影響なのか、手先の細かい作業は苦手。
ガンプラ作りとか無理。
太刀をぶん回したり投げたりして戦うのも、その影響かもしれない。
薙ぎ払えるから、と好んで使っているが、狭い場所では普通に小刀なんかを扱っている。
使う武器に制限はないオールラウンダー。
その場にあった最適な武器に変形させる。

体が動かないのにどうやって勝ったの?って?
そこは気合と根性と精神力だ。
皆平等の命、が主なスタンスであるため、人でなしには好かれている。
人間は基本的に殺さないが、暴力は普通に振るうし、人を襲うヘレティクスになったら嬉々として殺しに来る。

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