捨てる人あれば、拾うワン公あり

山口五日

ここまでのスキル&魔法

▼スキル


【廃品回収者】
所有者が価値無しと判断したものを、所有権を自分に移して回収することができる。回収したものは取り出すまで保管される。保管されている間は時間が停止する。一度取り出すと、再びしまう事はできない。
状況に応じて所有権があると判断される場合がある。(生殺与奪を握られている場合、所有権を得ていると判断される。また、その状態で殺そうとすると所有権を放棄した扱いとなる)
ワンワンの場合、レベルがあり、レベルが上がるごとに回収範囲が広がる。


【勇者】
ステータスの成長速度が常人よりも十倍早い。また、魔族を倒す事でステータスが飛躍的に向上する。
魔物、魔族の気配に敏感になる。


【鑑定】
視認した人物の情報を見る事ができる。確認できる情報量は、【鑑定】となった対象によって異なるが、確実にステータスは見る事ができる。


【不屈の封印】
死後、自分の魂をものに封じる事ができる。魂を封じ込めたものに、特定の魔力を流す事によって封印を解く事ができる。封印が解かれると魔力を流した人物の守護霊になる。ただし、魂を封印した対象が大きく損傷した場合、特定の魔力を流す事ができても魂が解放される事はない。


【神の思し召し】
【神託】のスキルが変質したもの。神様が世界に深く干渉する為のスキル。
所有者に語り掛けたり、また所有者を介して世界に深く介入できたりする。(ライヌの魂を捨てたり、ワンワンの回収可能一覧に載せたり)


【神託】
神からの言葉を聞く事ができるスキル。ただし、生きている内に神の声を聞く事ができないという事も珍しくない。教会関係者であれば【神託】を持つ人間は重宝されるが、一般的にはあまり役に立たない。


【着火】
小さな火を生み出す。火種を作る時に役立つ。


【大成長】
植物の成長を促す。栄養さえあれば、実をつけ成熟するまで成長を促す事ができる。


【肥やし】
生物の亡骸を文字通り肥やしにする。栄養が吸収しやすい形になり、スキルを使用した亡骸の見た目は土のようになるらしい。


【切断】
小枝くらいなら切断する事ができる。生物相手だと浅い切り傷をつけるくらい。


【操り人形】
人形を自由自在に操る事ができる。ただし動かしたい人形には、生物の一部を使わなかればならない。魔物の骨など。


【軟化】
物体を柔らかくする。スキルを使用している間は好きな形に変形させる事ができるが、スキルを解除すると変形させた形のまま元の硬さに戻る。


【超嗅覚】
人の匂いを嗅ぎ分ける事ができるほど嗅覚を強化する。


【憑依】
ものに魂を宿す。レイラの場合は鎧に自身を宿すと動かす事ができた。だが、ライヌの場合は人形が、ライヌの姿へと変化した。魂によって宿した時の反応が違うらしい。


【魔力吸収】
他人から魔力を吸収する。ただし、吸収するには触れる必要がある。


【魔力付与】
魔力をものに付与する。物理攻撃の効かないモンスターなどに有効。


【ステータス向上】
ステータスの各項目を一・五倍となる。


【魔法封印強化】
魔法が三日間使用不能となるが、生命力、攻撃力、守備力、俊敏力を二倍となる。


【剣術】
剣を用いた戦闘時に攻撃力、俊敏力を一・五倍となる。


【加速】
俊敏力を瞬間的に三倍まで高める。継続しては使用する事はできない。


【反射対応】
相手の動きに瞬時に反応できる。俊敏力が相手を上回っていれば、攻撃は確実に防げる。


【金縛り】
一時的に生物を動けなくする。運命力の高さに比例して、拘束力の強さは増す。


【強欲】
???




▼魔法
《シーカー・アイ》
ありとあらゆるものの情報を読み取る事できる。(ステータス、スキルの詳細など)


《ミソロジィ・シールド》
半球体の光の膜が張られて、自分が許可した者でなければ内部に入る事はできない。現状、この魔法を破れる攻撃はない。


《ミソロジィ・キュア》
ありとあらゆる怪我、病気を治す事ができる。汚れを取り、清める効果もある為、ワンワン達は風呂に入る代わりに《ミソロジィ・キュア》で清潔さを保っている。


《ペロ・ハウラ》
犬の形をした檻を頭上に召喚し、落下させて閉じ込める。


《リウビアエクス》
火から身を守る魔法。魔法を掛けている対象を火は避けるようになる。


《ライト》
小さな光の球体を生み出す。周囲を照らす事ができる。


《ファイヤーアロー》
火の矢を放つ。比較的覚えやすい魔法の一つで、使い勝手が良い。


《ファイヤーレイン》
まるで雨のような無数の火の礫を放つ。


《ファイヤーウォール》魔力と精神的な強さに比例した強固な盾
炎の壁を出現させる。


《エレメントシールド》
《ミソロジィ・シールド》の下位互換のような魔法。比較的防御魔法の中では上位のものではあるが、《ミソロジィ・シールド》のように出入りができず、また防御力も劣る。


《ヘルフレア》
対象の足下から黒い炎が吹き上がる。空高く吹き上がり、離れたところからは黒い柱が天に向かって伸びているように見える。火に関する魔法の中でも最上位の魔法。


《ゲランタル》
ステータス全ての項目を三倍以上に高められる魔法。ただし、魔法の継続時間は10分間。
何処まで高められるかは、魔法を掛ける対象によるが、少なくても三倍ほどには高められる。


《ブレイブガード》
使用者の魔力と精神的な強さに比例した強固な盾を生み出す。


《エスパテンペス》
生物の肉ぐらいなら容易に切り裂く突風を放つ。


《モワヌ・フラッペ》
幽体を強制的に浄化し、存在を現世から消滅させる。使用者のステータスが対象より高くなければ効果は薄い。


《ソンブル・キャドー》
黒い靄を発生させ、相手の顔を覆い視界を塞ぐ。


《キエルト》
音を通さない不可視の壁を作る魔法。この壁に覆われた場所は、外の音が入って来なくなり、また内側の音も外に漏れる事はない。


《サイレンス》
自身の発する音を消す事ができ、気配を遮断する。《キエルト》の一人用の魔法のようだが、外の音は遮断せず、気配を消す事ができ、移動ができる。隠密活動に向いている魔法。

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