東方大神姫

あきさか

# ZERO 幻想への誘い者。

「ただいまー……って、誰もいないよなー。当たり前か〜。」

オレの名は”大神 蒼おおがみ あお”だ。

オレには”家族”と言う概念がない。

“信頼できる人”さえ居なければ学校で”イジメ”と言うのを受けている。

「って、誰に言ってんだオレは…」

誰でも良いからオレをこの世界から、消してくれッッ!!!

『…ふふふ、私が案内してあげるわ。』

「はあっ?!!」

—???な空間—

「イテテ……アンタは?」

紫『私の名は”八雲 紫やくも ゆかり”よ、初めまして蒼君。』

「なっ!?何故、オレの名を?!!」

紫『貴方の事を一ヶ月前から監視していたわ。』

「何故そんな事を?」

紫『貴方は、”幻想郷に選ばれし者”なのよ。それじゃあ、”博麗神社”に行ってらっしゃい。』

「まっ……」

—幻想郷・博麗 神社—

『ん〜、美味しいわねこの”マカロン”って言う洋菓子。』

『おっ、そーか。じゃあ今度一緒に買いに行くか?』

『お、良いわねー。』

『今度紫に連れて来られた外来人の名前マカロンで良いな!』

『魔理沙、それはないでしょー。』

『まりちゃんジョークだぜ。』  

「アアアァァァァァァ!!!」

ドサッ!

『早速、マカロンが来たご様子です。』

「イッテ………おもいっきしぶつけた……。!!…お前らは誰だ?!」

『それは弾幕ごっこをしてからだぜ!!』

「弾幕…?」

『貴方、”スペルカード”を知ってる?』

「”スペルカード”………おっコレか?」

『能力はー……”ありとあらゆる妖術を扱う程度の能力”…と……”万物を聴く程度の能力”………。』

魔理沙『早速始めよーぜ!私の名は”霧雨 魔理沙きりさめ まりさ”だぜ!スペルカード発動、恋符「マスタースパーク」!』

「…やってみるか!スペルカード発動、風水ふうすい大滝の霊水竜おおたき・レッスイリュウ』!」

魔理沙『魔符「ミルキーウェイ」!』

「スペルカード発動…邪念じゃねん『デザート・イーグル』!」

魔理沙『えっ?!』

「ふぅ………おっと、魔理沙を治療しないとな。スペルカード発動、魔符「ブルー・ヒーリング」。」

魔理沙『ありがとうだぜ。』

霊夢『自己紹介がまだだったわね。私の名は”博麗 霊夢はくれい  れいむ”よ、よろしくね……』

「オレの名は”大神 蒼”だ、こう見えて九尾ぎゅうび”だ、よろしく……だが、改名しようと思ってる…なんか案はないか?」

魔理沙『だったら、”マカロン”でも良いんじゃね?』

霊夢『ちょ、それは流石に…』

「おっ、良いなーそれ!気に入った!あだ名として使うわ!」

『『良いのかよ……(´・ω・`)』』

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