しっかり者とのんびりしたやつの恋愛物語。

忍崎 麻冬

ep 4 登校

家の玄関を開け、いつも通り、歩き通学する。

もちろん、志乃も一緒だ。

学校までは、約10分ぐらい歩いた所にある。

私立熊野内高校 (くまのうち)に通っている。

僕が、いくら遅く歩いても、志乃は、いつも隣にいてくれる。

(こういうのは逆じゃないか?)

そんなことを思っていると、志乃がこんなことを言った。

「蓮ってさぁ〜疲れたりするの、嫌いじゃなかった、学校よく大丈夫だね。」

「うん。確かに学校は、疲れているから、
嫌いだけど、もっと嫌なことがある。」

「?なに?」

「志乃と離れること。」

その言葉を発すると、志乃の顔は、真っ赤になった。

「私もだよ…」

小声だったが、確かに聞こえ、僕は軽く笑みをうかべた。


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