青篝の作詞集

青篝

『亡霊の空の下』

寂しさはあと何年経てば
薄れて消えて忘れられるかな
彼が去った部屋の中では
今も泣き声が響く

彼が残した
「思い出」の4文字
聞きたくない見たくない

青い空と赤い空の下で
道化のように独りで笑う
突然のお別れだったから
手の温もり伝えられなかった


嬉しさはあと何年経てば
心が晴れて感じられるかな
だけど何年過ぎ去ろうとも
彼のことを思い出す

誰が壊した?
僕らの日常
涙なんてずっと枯れない

白い空と黒い空の下で
亡霊のように姿が映る
何の為に一緒に過ごしたの?
その答えは見つけられないまま


どうか彼が帰ってきますように


青い空と赤い空の下で
道化のように独りで笑う
突然のお別れだったから
手の温もり伝えられなかった

緑空と紅い空の彼
今さらだけど伝えるよ
本気で大好きだった

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