豚になりたかった俺は...
過去編その6
ドワーフたちを裏切り、革命軍にドワーフたちが戦争を仕掛けようとしていることを伝えてくれたチャラチティ。
その知らせを聞き、いつでも戦えるように緊張した雰囲気が革命軍たちを包む。
しかし、1人だけ緊張感を持たない男がいた。
その名はムネヒト。
そもそも戦争のきっかけであるタバコを作ったのはムネヒトであるのだが、タバコがなければゆっくりと死んでいくだけだった革命軍を生き返らせたのはタバコによる利益であった為、誰もムネヒトに文句を言うことは出来なかった。
チャラチティも革命軍がタバコを作っていたことは知っていたが、禁止しながらもタバコを吸っていて、かつその罪を革命軍に擦り付けたババマサ率いるドワーフたちが許せなくて革命軍に来たのでタバコについて文句を言うことはしなかった。
全く緊張感を持たないムネヒトに、オーガ族のユウキは
「流石にのんびりしすぎではないか?
ドワーフたちが住むのは極寒の地、ドータの町。
寒さに弱いオーガ族のわては防衛戦にでもならなければ参戦出来ないから絶対安心という訳ではないのだぞ?
それに、人口30万人のうち、25万人がそれなりの戦闘能力を持ち合わせていると言われているドワーフ族に対し、うちは戦えるのはまだ3000人だ。
頼むからもう少し危機感を持ってくれ」
「この戦いには絶対勝てる」
そう言ってムネヒトはタバコを10個一気に吸い出した。
その姿を呆れた様子でみる革命軍の戦士たち。
そして、開戦当日。
奇襲攻撃を仕掛けるため少数で乗り込んでくるドワーフ達。その数約500。
しかし、万全の体制で構えていた革命軍達によって奇襲班は制圧されてしまった。
それを知ったドワーフは第2軍として30000の兵を向かわせる。
しかし、チャラチティのジッパーマンによって作られていた落とし穴に半数以上の兵が落ちてしまい、統率が乱れたところを一気に制圧されてしまった。
焦ったドワーフの軍事リーダー、ドアボロは残りの兵約20万を一気に使い、攻め込む。
あまりの大軍を前に革命軍の中にも怯える者も出てきている。
しかし、その時ムネヒトが革命軍の戦士たちの前に突如現れた。
そして、向かってくる20万の兵を見て
「破ぁ!!」
と叫ぶと、ドワーフの兵士たちの体から突如煙が出てきて、兵士たちの体を肺から突き破る。
突然の出来事に革命軍の戦士たちも驚いていたがムネヒトだけは平然とした様子でそれを見ていた。
「何をしたんだ?」
「簡単なことや。あいつらみんなタバコ吸っとんやろ?そんときに肺に溜まった煙をわしが操って体を突き破らせたんや」
戦士たちの質問にダルそうに答えるムネヒト。
しかし、ドワーフ族に1人だけ体を突き破られて居ない兵士が居た。
彼の名はジュン。
タバコにより腐った街を救うため、戦力は無いが、兵士に志願した少年であった。
ジュンは仲間たちが虐殺されたにも関わらず、勇気を振り絞りムネヒトの元に突っ込んでくる。
恐れも知らず変なのが突っ込んで来たと思ったムネヒトは
「消えろクソガキ!顔も見たくない!」
そう言ってジュンを殴り飛ばした。
それでも諦めず向かってくるジュンを見て、平野颯真を殺してしまった時の異常性が再びムネヒトに現れ、ジュンをタバコで捕縛し、ひたすら殴り続けた。
ムネヒトの殴打の連続によりジュンが死に、戦争は終わりを迎えた。
戦いに勝利することは出来たが、ムネヒトは自身の中にまだあの異常性が残っていることを知り、1人心を痛めているのだった。
次回、過去編ついに終了!?
今はまだ何書くか全く決まってないぞ!
ぜってぇ見てくれよな
その知らせを聞き、いつでも戦えるように緊張した雰囲気が革命軍たちを包む。
しかし、1人だけ緊張感を持たない男がいた。
その名はムネヒト。
そもそも戦争のきっかけであるタバコを作ったのはムネヒトであるのだが、タバコがなければゆっくりと死んでいくだけだった革命軍を生き返らせたのはタバコによる利益であった為、誰もムネヒトに文句を言うことは出来なかった。
チャラチティも革命軍がタバコを作っていたことは知っていたが、禁止しながらもタバコを吸っていて、かつその罪を革命軍に擦り付けたババマサ率いるドワーフたちが許せなくて革命軍に来たのでタバコについて文句を言うことはしなかった。
全く緊張感を持たないムネヒトに、オーガ族のユウキは
「流石にのんびりしすぎではないか?
ドワーフたちが住むのは極寒の地、ドータの町。
寒さに弱いオーガ族のわては防衛戦にでもならなければ参戦出来ないから絶対安心という訳ではないのだぞ?
それに、人口30万人のうち、25万人がそれなりの戦闘能力を持ち合わせていると言われているドワーフ族に対し、うちは戦えるのはまだ3000人だ。
頼むからもう少し危機感を持ってくれ」
「この戦いには絶対勝てる」
そう言ってムネヒトはタバコを10個一気に吸い出した。
その姿を呆れた様子でみる革命軍の戦士たち。
そして、開戦当日。
奇襲攻撃を仕掛けるため少数で乗り込んでくるドワーフ達。その数約500。
しかし、万全の体制で構えていた革命軍達によって奇襲班は制圧されてしまった。
それを知ったドワーフは第2軍として30000の兵を向かわせる。
しかし、チャラチティのジッパーマンによって作られていた落とし穴に半数以上の兵が落ちてしまい、統率が乱れたところを一気に制圧されてしまった。
焦ったドワーフの軍事リーダー、ドアボロは残りの兵約20万を一気に使い、攻め込む。
あまりの大軍を前に革命軍の中にも怯える者も出てきている。
しかし、その時ムネヒトが革命軍の戦士たちの前に突如現れた。
そして、向かってくる20万の兵を見て
「破ぁ!!」
と叫ぶと、ドワーフの兵士たちの体から突如煙が出てきて、兵士たちの体を肺から突き破る。
突然の出来事に革命軍の戦士たちも驚いていたがムネヒトだけは平然とした様子でそれを見ていた。
「何をしたんだ?」
「簡単なことや。あいつらみんなタバコ吸っとんやろ?そんときに肺に溜まった煙をわしが操って体を突き破らせたんや」
戦士たちの質問にダルそうに答えるムネヒト。
しかし、ドワーフ族に1人だけ体を突き破られて居ない兵士が居た。
彼の名はジュン。
タバコにより腐った街を救うため、戦力は無いが、兵士に志願した少年であった。
ジュンは仲間たちが虐殺されたにも関わらず、勇気を振り絞りムネヒトの元に突っ込んでくる。
恐れも知らず変なのが突っ込んで来たと思ったムネヒトは
「消えろクソガキ!顔も見たくない!」
そう言ってジュンを殴り飛ばした。
それでも諦めず向かってくるジュンを見て、平野颯真を殺してしまった時の異常性が再びムネヒトに現れ、ジュンをタバコで捕縛し、ひたすら殴り続けた。
ムネヒトの殴打の連続によりジュンが死に、戦争は終わりを迎えた。
戦いに勝利することは出来たが、ムネヒトは自身の中にまだあの異常性が残っていることを知り、1人心を痛めているのだった。
次回、過去編ついに終了!?
今はまだ何書くか全く決まってないぞ!
ぜってぇ見てくれよな
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コメント
吉川ルナ
ジュンがただただ可愛そう