豚になりたかった俺は...

オナ禁マッスル

1話 転生

目が覚めると俺は不思議な世界にいた。

「ここはどこだ?俺は首絞めプレイを楽しんでいたはずなのに...首を絞めていたはずの縄もない...」

「あなたは死んだのです」と美しい声が聞こえる。

「誰だ?」と俺が問いかけると

「私はこの大幡石市を管理する神、ヒトミです。あなたは何か辛いことがあったのでしょう?首吊り自殺なんて今どき珍しいですよ。」と言われ

「俺は自殺なんかじゃない!」と言うも

「死ぬ前の辛いことを忘れたいのは分かりますがいい加減受け入れてください。」と神は言う。

めんどくさくなった俺は「単刀直入に聞くがなぜ俺は神がいるところにいるんだ?ここがいわゆる天国なのか?」と聞くと

「自殺をしてしまうほど辛い人生を送った方々には願いをひとつ叶えて異世界に送ってあげるのが我々神の仕事の1つなのです。というわけで願いを言ってください。どんな願いでも一つだけ叶えてあげますよ?」という神に



「豚になりたい」



と俺は答えた。

神は困惑しながらも「分かりました...では目を閉じてください。次に目覚めるのは異世界です。大変なこともあるかもしれませんがあなたなら乗り越えられるでしょう。あなたの来世に幸あらんことを。」と言う。

俺が指示通り目を閉じるとスーッ...と意識が消えていくのがわかった。

コメント

  • 吉川瑠奈

    異世界で豚活...?

    1
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