#3 創り物と創造物。

魔理沙『マジでやりやがった！！』

紫『！(能力を聞いただけで創れるとは！！……やはり貴女の”天才”は折り紙つきのようね…)』

「……魔理沙…ひとつ質問いいかな？」

魔理沙『なんだ？』

「魔理沙の”マスタースパーク”を今後とも使って良いかな？」

魔理沙『ああ、勿論だぜ華！』

「そうか！じゃあ遠慮なく使わせて貰うよ！」

霊夢『紫、やっぱり次は”白玉楼はくぎょくろう”よね？』

紫『…ええ。行きましょうか。』


—幻想郷・白玉楼—

「な、何でこんな目にーーーッ！！！」

？『待つみょん！！！』

「誰が待てるかッ！！」

？『スペルカード発動！剣技けんぎ「桜花蘚々おうかせんせん」！』

「あっぶねぇ！！こうなったら！スペルカード発動！妖術ようじゅつ『アンデット・ワールド』！！」

？『！！！…なかなか強力なスペカですね！ならコレはどうですか？！スペルカード発動！断命剣だんめいけん「冥想斬めいそうざん」！！』

「うぎゃあ！！き、斬られた……」

相手は恐らく剣術の達人…なら！……”キリト”聴こえているか？！

『ああ……オレの力が欲しいんだろ？』

ああそうだ！

『よし、貸すぞ！！』

ありがとう！

「心繋がるスペルカード発動！融合フュージョン『キリトとオレ自身の融合コンタクト姿』！！」

？『なっ！？す、姿が変わった？！！ど、どういう事だみょん…』

鬼華きばな『行くぞ！！抹殺のスペルカード発動…！瞬殺しゅんさつ「ジャッチ・アウト」！』

？『……まともに食らったみょん……(何これ…さっきとは桁違いの威力……か、身体が思うように動かないみょん…)…』

鬼華きばな『これでチェックメイトだ……確実のスペルカード発動…永眠えいみん「ザ・ライトニング・ホーリー・フォース」！』

？『よ、避けきれないみょん！…………』

鬼華きばな『スペルカード発動…融合フュージョン「解除」……』

「…やりすぎたか？とりあえず……治癒『アロマヒーリング』……」

？『ありがとうございますだみょん。』

「いいってことよ。」

妖夢『自己紹介がまだでしたね、私の名は”魂魄 妖夢こんぱく ようむ”です。西行寺家ここで庭師をしています。質問しないで斬りかかってすみませんでした。』

「気にすんなって。」

妖夢『では、”幽々子さま”の所に行きましょうか。』

「おう、よろしく！」