創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

お姉さんのハートを射止めたのは、山ちゃんだった 『ペンギン・ハイウェイ』

歯医者に勤める巨乳お姉さんと付き合いたい天才少年の冒険。

釘宮理恵さんの少年声は、やはりクセになる。
そんなに出番はないのだが、要所要所でのツッコミが面白い。

街にペンギンがあふれだす。
映画館には、釘宮病患者で溢れかえっていたことだろう。

ペンギンたちが現れた目的は分からない。
少年は謎を解くために、友達と探検をする。

その過程で、お姉さんがペンギンを生み出せることを知る。
お姉さんが空き缶を放り投げたら、ペンギンが誕生したのだ。
何度も出せるわけではない。実験の結果、ある条件が必要だと判明した。

主人公は、お姉さんがペンギンを生み出せる理由を解き明かせるほどの天才児だ。
しかし、一日三〇分はお姉さんのおっぱいのことを考えている。
喫茶店でお姉さんとチェスをしていても、自然とおっぱいに視線がいく。
実に生臭い小学生だ。
そのため、数々の18禁同人誌が生み出されたとか。

主人公はお姉さんと結婚したので、大人になる予定日を「日単位」で計算している。
努力家なのかバカなのか分からない。
ただ、こういったピントのズレが「天才少年の描写」を際立たせている言える。

しかし、お姉さん(CV:蒼井優)は、南海キャンディーズの山ちゃんが連れ去ってしまった。

少年の心中は、いかばかりか。

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