創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

魔改造されたマッドギャラン 『スペース・スクワッド』

悪者の取引現場を取り押さえに来た宇宙刑事ギャバン。
だが、それは敵・マッドギャランによる罠だった。
相棒である少女が、敵の凶弾に倒れる。

仇を討つために、ギャバンはデカレンジャーの手を借りる。
懸命な捜査の結果、相棒を撃った犯人が、地球に潜伏していると判明。

だが、そこに現れたのがマッドギャラン。
圧倒的な力の前に、レーザーブレードさえ折られてしまう。


なんといっても、本作の魅力はマッドギャラン!
特撮『巨獣特捜ジャスピオン』からのゲストキャラである。
ジャスピオンは、ブラジルでは高い視聴率を誇る特撮としても有名だ。

個人的に悪のライバルとしてマッドギャランは、

・『仮面ライダー ブラック』のシャドームーン、
・『特捜ロボ ジャンパーソン』のバイオボーグ・ビルゴルディ

と双璧をなすと思っている。
ビルゴルディは見た目はヒロイック気味だが、
「人間体から変身する悪のボス」
というコンセプトが好きなのよ。
変身するのが『仮面ライダー ゼクロス』を演じてた俳優さん、っていうのも渋い。

マッドギャランが強い!
ギャバンは彼と戦って、二度負ける。
デカマスターですら、マッドギャランを止められないという凶悪補正。

ジャスピオンがいかに強かったかを思い知らされる。

「必殺技なんてあったっけ?」
と思ったが、この際カッコいいから許す。性格は非道だが。



ギャバンがヘタレてしまう展開の中、デカレッドがなんと頼もしい!


敵が圧倒的だからこそ、ヒーロー物って燃えるよね。

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