創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

エルトン・ジョンのライダーキック 『キングスマン: ゴールデン・サークル』

キングスマンのアジトが壊滅!
メンバーも一部を残して全滅!
年増姫様との関係もギクシャク!

という衝撃的な展開で、今度の組織は手強いと視聴者に見せる演出に成功した女麻薬王。
逆らった奴は、挽肉マシーンに入れられて、手ごねハンバーグにされてしまう。

あと、彼女に攫われたエルトン・ジョン。

すべてを失った主人公エグジーは、アメリカ版キングスマン『ステイツマン』の協力を得る。
酒の名前をコードネームにしたステイツマン。こちらもくせ者揃い。

新春らしく、人がバタバタ死ぬ系の話。
予告編でも分かるがハリーが実は生きていて、保護されていた。
しかし、彼は記憶をなくしていて、元には戻ったが戦闘力は激減。以前退治した悪党にも負けてしまう。
おまけに幻覚に悩まされている。そのせいで同士討ちまで始めてしまう。
一応、復活するのでご安心を。

戦闘シーンにおける、抜群のカメラワークも良かった。

他は、謎のジョン・デンバー推し。
何かあれば「カントリー・ロード」が流れる。
『耳を澄ませば』かな?

あとエルトン・ジョンのライダーキック。
終盤で、エルトン・ジョンが本家に勝るとも劣らない、芸術的なキックを放つのだ。
ちょっと度肝を抜かれた。あんな動きまでするとは。

このように、本作は二人の「ジョン」を推している。

三作目の製作決定らしいが、大丈夫なのか?
キャストの大半が死んだで?

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