創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

昔懐かし「エンドレスナイト」 『ブラック・レイン』

相棒を殺されたマイケル・ダグラスが、実直な刑事の高倉健と手を組んで、仇のヤクザを殲滅する話。

松田優作の遺作として有名。
映像作品なのに、「ああん?」と振り返るだけで怖いと思わせる凄み。

序盤では敵対し、後にパートナーとなる高倉健。
だが、Amazonプライムから聞こえてきた声は、立木文彦だった。
ずっと昔に見たことがあるので、「オレの記憶違いか?」とも思ったが、吹き替え版は声優が声を当てているのだ。
話し方は意識している感じ。

中盤、『ブレードランナー』ばりのうどん屋で、ヤクザの情婦を張り込みをする。
高倉健が、主人公のうどんに七味をかける。
最近見たアニメ映画『楽園追放』でも、こんなシーンがあったな。構図まで近い。ブラック・レインのオマージュなのかな。

オレがこの映画を見るきっかけとなったのは、深夜番組の『エンドレスナイト』である。
松田優作を追うマイケル・ダグラスの背後から、デコトラが迫る。
デコトラのバンパーに、フジテレビのマークと一緒に番組名が書かれている。
木曜洋画劇場では、消されずに放送したとか。

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