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地球最強コンビ、異世界でも最強！？

河野原ぺこ@垢停止中

4話　今後の予定

「ヒカル様はこちらです」

　案内された部屋に入ると日本のホテルのようにテーブルと巨大なベットが置かれた空間が広がっていた。とりあえず、俺はコウダイを呼んで今後の作戦を考える事にした。

「なぁ、ヒカル。この世界って本当に異世界なのか？」
「さぁ、外を見てみたが全然知らない土地だし」
「••••••そうか」
「それより早く出してやらないと怒りそうだな」
「そうだな」

　俺とコウダイはそれぞれポーチをポケットから取り出した。このポーチは俺が作った魔導具で中の空間を広めてなんでも入るようにしている。そこに手を突っ込んでそれぞれ1本ずつ刀を取り出す。すると刀が振動しだし光を放った。

「ご主人。面白い事になっているの〜」
「吾輩もびっくりじゃ」

　光が収まると2人の浴衣を着た少女が俺達が取り出したそれぞれの刀を持って立っていた。2人のうち青髪の方がムラサメ、赤髪の方をサクラと言う。ムラサメとサクラは妖刀であり、俺達のパートナーである。俺の愛刀である叢雨丸がムラサメ、コウダイの愛刀である紅桜がサクラである。彼女らは妖刀の分身？みたいなもので作られた時に捧げられた生贄の形をしているらしい。

「それじゃあ、今後どうするか決めよう。俺的にはこの世界で暮らすのも有りかな〜って思っている」

　俺は別に無理に帰るつもりも無いしこの世界で暮らすのも良いかもしれないな。そこで皆の意見が聞きたい。

「俺とのんびり暮らしてみたいな〜」
「「吾輩（妾）達はご主人達について行くのじゃ！」」
「分かった。それじゃあ、クラスメイトが落ち着くまではここに居てあいつらが王城を出たら俺達はスローライフを送るとしようか」
「「「おー！」」」

　俺達は今後の予定を決めたら、なんだかお腹が空いてきた。

「なぁ、城下町に出てみないか。お腹空いたし何か買いたい」
「そうだな。俺もあの不味そうなやつは食べたくないし」
「「吾輩（妾）も行くぞ！」」

　俺は時空系転移魔術で街まで飛んで行った。

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