乙女ゲームの村人に転生した俺だけど悪役令嬢を救いたい
精霊たちの能力
カルロス博士と分かれたビィティは人のいない平地に降りると精霊看破器を使い二体を見た。
◎水精霊(フェイク)
種族:レインボーバス♀
名前:ベルリ
主人:ビィティ
レベル35(出世50)
ちから 10
すばやさ 15(水中50)
かしこさ 10
スキル:ウォーターカッター
:ウォーターウォール
:ヒールウォーター
アビリティー:水分を操る(初級)
「待って、ベルリお前スキル使えるのかよ!」
『うん? 使えないよ』
鼻唄混じりで頭上を旋回するベルリにビィティは「あっちに向かってウォーターカッターって思って」と言う。
何が出るか分からないのでビィティは障害物が無い方へ向かせ撃たせた。
『んっだよ、めんどいなウォーターカッター』
”ザッ”
水の刃がベルリから伸び、クラリスの首元に突き付けた形状の刃に変わった。
「おお、これがウォーターカッターか」
『へ?』
出したベルリ自身が驚いているが検証は終わっていないので、ビィティは次の技を出させる。
「次はウォーターウォール」
『お、おう。ウォーターウォール』
”ビュバッ”
地面から水の壁が現れる。これはマリアと戦ったときに一度だけ見せた技だ。ベルリはすべて無意識で使っていたのだ。
『ちょ、なんだよこれ』
「じゃあ、この擦り傷に向かってヒールウォーター」
『ヒールウォーター!』
名前からして回復系だと判断したビィティは自分の腕を出し擦り傷を回復させる。
”ぴちょ”
水はショボく一滴だけポタリと落ちた。だが効果はてきめんですぐに擦り傷は消え去った。
実はビィティが怪我で寝ている間にベルリはこの治療を行って回復に助力していたのをビィティはもちろんベルリ自身も知らない。
もちろんベスタの治療があってこそなのだが、ヒールウォーターがなければ、あそこまで完全回復はしなかったのである。
「なんだよ、お前すごいじゃんか、ベルリ」
『え、オレすごいの? へへへ』
『チッ、糞魚の癖にでちゅ』
ビィティは肩で毒を吐くクリンを見る。
◎風精霊(フェイク)
種族:アルカディアバード♀
名前:クリン
主人:ビィティ
レベル35(成鳥50)
ちから 10
すばやさ 10(空中40)
かしこさ 30
スキル:ウインドウカッター
:ウインドスライサー
:フェザーシールド
アビリティー:風を増加させ操る(初級)
ウインドウカッターはベルリと同じものだとしてウインドウスライサーはいつも木を切ってもらっているものだろフェザーシールドが見たことないのか。
「クリンフェザーシールドを使ってみてくれ」
『あいでちゅ』
肩に乗ったクリンが翼を広げると羽が舞いビィティの周りをクルクルと回り出す。
『防御に自信あるでちゅけど火に弱いでちゅ』
クリンはビィティを守るためにマリア戦で使っていたのだが、一瞬で燃えてしまいまったく役にたたなかった。
だがそう聞いてビィティは気がついた。クリンは使い方を知っていたのだがベルリに意地悪で教えなかったと言うことを。
殺されかけたんだから嫌うのは仕方ないんだけど、ちゃんと教えてあげなとビィティはクリンの頭を撫でた。
もちろんベルリは腕をツンツンとつついてくるのでビィティはクルクル回して遊んであげた。
◎水精霊(フェイク)
種族:レインボーバス♀
名前:ベルリ
主人:ビィティ
レベル35(出世50)
ちから 10
すばやさ 15(水中50)
かしこさ 10
スキル:ウォーターカッター
:ウォーターウォール
:ヒールウォーター
アビリティー:水分を操る(初級)
「待って、ベルリお前スキル使えるのかよ!」
『うん? 使えないよ』
鼻唄混じりで頭上を旋回するベルリにビィティは「あっちに向かってウォーターカッターって思って」と言う。
何が出るか分からないのでビィティは障害物が無い方へ向かせ撃たせた。
『んっだよ、めんどいなウォーターカッター』
”ザッ”
水の刃がベルリから伸び、クラリスの首元に突き付けた形状の刃に変わった。
「おお、これがウォーターカッターか」
『へ?』
出したベルリ自身が驚いているが検証は終わっていないので、ビィティは次の技を出させる。
「次はウォーターウォール」
『お、おう。ウォーターウォール』
”ビュバッ”
地面から水の壁が現れる。これはマリアと戦ったときに一度だけ見せた技だ。ベルリはすべて無意識で使っていたのだ。
『ちょ、なんだよこれ』
「じゃあ、この擦り傷に向かってヒールウォーター」
『ヒールウォーター!』
名前からして回復系だと判断したビィティは自分の腕を出し擦り傷を回復させる。
”ぴちょ”
水はショボく一滴だけポタリと落ちた。だが効果はてきめんですぐに擦り傷は消え去った。
実はビィティが怪我で寝ている間にベルリはこの治療を行って回復に助力していたのをビィティはもちろんベルリ自身も知らない。
もちろんベスタの治療があってこそなのだが、ヒールウォーターがなければ、あそこまで完全回復はしなかったのである。
「なんだよ、お前すごいじゃんか、ベルリ」
『え、オレすごいの? へへへ』
『チッ、糞魚の癖にでちゅ』
ビィティは肩で毒を吐くクリンを見る。
◎風精霊(フェイク)
種族:アルカディアバード♀
名前:クリン
主人:ビィティ
レベル35(成鳥50)
ちから 10
すばやさ 10(空中40)
かしこさ 30
スキル:ウインドウカッター
:ウインドスライサー
:フェザーシールド
アビリティー:風を増加させ操る(初級)
ウインドウカッターはベルリと同じものだとしてウインドウスライサーはいつも木を切ってもらっているものだろフェザーシールドが見たことないのか。
「クリンフェザーシールドを使ってみてくれ」
『あいでちゅ』
肩に乗ったクリンが翼を広げると羽が舞いビィティの周りをクルクルと回り出す。
『防御に自信あるでちゅけど火に弱いでちゅ』
クリンはビィティを守るためにマリア戦で使っていたのだが、一瞬で燃えてしまいまったく役にたたなかった。
だがそう聞いてビィティは気がついた。クリンは使い方を知っていたのだがベルリに意地悪で教えなかったと言うことを。
殺されかけたんだから嫌うのは仕方ないんだけど、ちゃんと教えてあげなとビィティはクリンの頭を撫でた。
もちろんベルリは腕をツンツンとつついてくるのでビィティはクルクル回して遊んであげた。
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