もふもふ好きの異世界召喚士
魔法の遊び
あれから、2ヶ月の時が経った。
ウミの様子を見に王宮に通うようになった。その結果、僕は王様と友達になり、今は王宮に住まわせて貰っている。
「今日で家庭教師も終わりか」
「うむ。中々に楽しい日々だった。王様は、今日の集大成は見にくるのか?」
「もちろんだ。今日の仕事が午前中で終わるからな、見に行ける」
「そうか。それは良かったな」
王様は凄いニコニコしてる。そんなに、嬉しいのか。
「お姉ちゃん! 遊ぼ!」
遠くから、タッタッタッとあの子が寄ってきた。そうそう、この子の名前をまだ言ってなかったけど、ミリア・デイル・メイリアンって名前なんだ。
「どうした? ミリア」
「行っちゃうんでしょ? 遊ぼうよ」
「良いぞ。何して遊ぶ?」
「うーん。魔法で遊ぼう!」
「良いぞ? それじゃ、今日は何を見せようかな?」
「待って! 今日は私が見せたい!」
「うむ。良いぞ」
ミリアは行くぞー! っと言って、大きい土を動かしてゴーレムを作り出した。
「見て見て! ゴーレム!」
「おー! 凄いな、その年でゴーレム作れるのか。ミリアは、良い魔法使いになれるぞ」
「えへへ。本当?」
「うむ。本当だぞ」
その後、ご主人が起きて来た。
「ウミ、おはよう。ミリアちゃんもおはよう」
「おはよう。ご主人」
「お兄ちゃん! おはよう」
「それ、ゴーレム?」
「そうだよ!」
ミリアちゃんがえっへんとすると、ゴーレムも一緒にえっへんと動きを真似していた。
「何そのゴーレム。凄いなぁ」
「お兄ちゃんは、やらないの?」
「あはは、俺は魔法の才能無いからな」
「えー、お兄ちゃんの魔法見せてよ」
「……わ、分かった。行くぞ」
「楽しみ!」
あんまり、期待されると困るんだよな。
僕の魔法適性が火と水に1ずつ。後は、回復だけなんだよな。
「い、行くぞ」
水魔法を右手に、火魔法を左手に発動させた。
その魔法は、小さいけれど確かな力を持っている。
まだ赤い。もっと酸素を供給するんだ。
「青くなった!」
そして、これを遠くに投げる。
「ふんっ!」
それが、遠くの地面に触れ合った瞬間。
それは、大きな音と共に爆発した。
「凄い! たったあれだけでの量でそこまで威力出るの!?」
「ふっふっふっ」
「お兄ちゃん、やっぱり凄いよ!」
その音にびっくりしたのか、部屋の中から人がいっぱい出てきた。
「何!? 今の音!? 襲撃!?」
みんながそう思ったであろう時、僕の周りとその地面を見てみんな納得して部屋の中に戻って行った。
これが、最近の光景でもあった。
ウミの様子を見に王宮に通うようになった。その結果、僕は王様と友達になり、今は王宮に住まわせて貰っている。
「今日で家庭教師も終わりか」
「うむ。中々に楽しい日々だった。王様は、今日の集大成は見にくるのか?」
「もちろんだ。今日の仕事が午前中で終わるからな、見に行ける」
「そうか。それは良かったな」
王様は凄いニコニコしてる。そんなに、嬉しいのか。
「お姉ちゃん! 遊ぼ!」
遠くから、タッタッタッとあの子が寄ってきた。そうそう、この子の名前をまだ言ってなかったけど、ミリア・デイル・メイリアンって名前なんだ。
「どうした? ミリア」
「行っちゃうんでしょ? 遊ぼうよ」
「良いぞ。何して遊ぶ?」
「うーん。魔法で遊ぼう!」
「良いぞ? それじゃ、今日は何を見せようかな?」
「待って! 今日は私が見せたい!」
「うむ。良いぞ」
ミリアは行くぞー! っと言って、大きい土を動かしてゴーレムを作り出した。
「見て見て! ゴーレム!」
「おー! 凄いな、その年でゴーレム作れるのか。ミリアは、良い魔法使いになれるぞ」
「えへへ。本当?」
「うむ。本当だぞ」
その後、ご主人が起きて来た。
「ウミ、おはよう。ミリアちゃんもおはよう」
「おはよう。ご主人」
「お兄ちゃん! おはよう」
「それ、ゴーレム?」
「そうだよ!」
ミリアちゃんがえっへんとすると、ゴーレムも一緒にえっへんと動きを真似していた。
「何そのゴーレム。凄いなぁ」
「お兄ちゃんは、やらないの?」
「あはは、俺は魔法の才能無いからな」
「えー、お兄ちゃんの魔法見せてよ」
「……わ、分かった。行くぞ」
「楽しみ!」
あんまり、期待されると困るんだよな。
僕の魔法適性が火と水に1ずつ。後は、回復だけなんだよな。
「い、行くぞ」
水魔法を右手に、火魔法を左手に発動させた。
その魔法は、小さいけれど確かな力を持っている。
まだ赤い。もっと酸素を供給するんだ。
「青くなった!」
そして、これを遠くに投げる。
「ふんっ!」
それが、遠くの地面に触れ合った瞬間。
それは、大きな音と共に爆発した。
「凄い! たったあれだけでの量でそこまで威力出るの!?」
「ふっふっふっ」
「お兄ちゃん、やっぱり凄いよ!」
その音にびっくりしたのか、部屋の中から人がいっぱい出てきた。
「何!? 今の音!? 襲撃!?」
みんながそう思ったであろう時、僕の周りとその地面を見てみんな納得して部屋の中に戻って行った。
これが、最近の光景でもあった。
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