東方幻魔録

あきさか

#1 未来と過去

「あ〜疲れた…。」

僕の名は”美竹 未過みたけ みか”一人称が僕なのは気にしないでくれ。

って、誰に言ってんだか…。

「…誰だ?」

?『バレちゃった。』

「あんたは?」

紫『私は”八雲 紫やくも  ゆかり”よ。初めまして未過ちゃん。』

「何故僕の名を知っている。」

紫『1ヶ月前から貴女を監視していたわ。』

「それって、ストーカー…。」

紫『さあ、私のスキマに入って頂戴。』

—スキマ—

「…思ってたより気色悪…。」

紫『…なんかショック。』

「で、僕を連れてきた理由は?」

紫『この先起こる”異変”を解決して欲しいのよ。わかる?』

「……何となくわかりました。質問しますが、僕の能力は何ですか?」

紫『貴女の能力は”未来が見える程度の能力”と”過去に行ける程度の能力”ね。』

「ほう。」

紫『さあ、幻想郷に行ってきて頂戴。』

「えっ…。」

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