転生した世界の相棒は拳銃だった!?
story...No.004
「カムイ、相手はおそらく人喰い鬼だ...勝機は薄い...それにお前は武装していないように見えるぞ?」
「あぁ、これです。」
コルトSAAを取り出す。
「...何なんだこの黒い筒は?」
「...え?何って...銃ですよ。銃。」
「知らん。まぁ、戦えるのならいい。だが、勝ち目が無いと俺が悟ったら逃げてもらうぞ。」
なんてこった...この世界に銃はないのか...
待てよ...?なら圧勝できるんじゃね?
「了解しました。その必要はありませんがね。」
「おい、どういう...」
「ウォォォォォオ!」
「話は後です!」
雄叫びまでの距離は約100m。もっと近づかなくては...!
「おい!待て!」
当然待たない。
「おぉ...やはり立って見るのでは迫力が違いますね。さて...」
ノシノシと走ってくる姿は6頭...実に良い数字だ...。
「なに!6頭だと!?これは不味いな...」
「何...問題ありません。」
「は?」
呆れているな。その顔が驚きに満ちるのが楽しみだ。
ホルスターからSAAを抜き、簡単な構えで待つ。
「ウォォォォォオ!」
オーガ達はただ勢いに任せて走ってくるだけ。馬鹿な奴らだな。ひょっとして、頭を撃ち抜いても効かないんじゃないか?
まぁ、いいか。私のスキル「対応銃弾」で、ホローポイント弾を装填する。このスキルはどんな銃弾でも装填できるようになる。ホローポイント弾は、国際的に禁止されるレベルの銃弾だ。(軍隊で、だが。)これならいいだろう。
コルトSAAの有効射程は50m。しかし、近い方が精度が高まる。
もっと近づいてこい...
「おい、何故立っている。怖気付いたのか?」
「...」
うるさい。そっちの声の方が裏返っているくせに...。
60...50...40...30...そろそろいいか。
心臓がある(あるのなら、の話だが。)辺りに狙いを定めて、引き金を引く。
心地いい反動と発砲音を残して標的に吸い込まれる様に飛んでいく。6発とも同様に...
ホローポイント弾は狙い通り、オーガ達の内蔵をスクランブルエッグ状態にしてくれたようだ。
「な、何だ...?」
「これが私の武装ですよ。問題ありませんでしたでしょう?」
ズズーン...と大きな音を立てて巨体が6つ倒れていく。
「カムイ...お前一体なにをしたんだ...?」
「怖気付く必要などなかったでしょう?これが銃です。詳しくは...また後ほど。」
「む...そうか、だが、助かった。感謝する。」
さっきまでの私を信用していないような態度はどこへやら...
まぁ、コイツらの役に立って認められればいいのだが...
その時、ドドドドッと、沢山の足音が聞こえてきた。
「あぁ...我が同士たちだな...」
どことなくしゅんとしてるな。
「如何なさいました?」
「いや...」
「あぁ、これです。」
コルトSAAを取り出す。
「...何なんだこの黒い筒は?」
「...え?何って...銃ですよ。銃。」
「知らん。まぁ、戦えるのならいい。だが、勝ち目が無いと俺が悟ったら逃げてもらうぞ。」
なんてこった...この世界に銃はないのか...
待てよ...?なら圧勝できるんじゃね?
「了解しました。その必要はありませんがね。」
「おい、どういう...」
「ウォォォォォオ!」
「話は後です!」
雄叫びまでの距離は約100m。もっと近づかなくては...!
「おい!待て!」
当然待たない。
「おぉ...やはり立って見るのでは迫力が違いますね。さて...」
ノシノシと走ってくる姿は6頭...実に良い数字だ...。
「なに!6頭だと!?これは不味いな...」
「何...問題ありません。」
「は?」
呆れているな。その顔が驚きに満ちるのが楽しみだ。
ホルスターからSAAを抜き、簡単な構えで待つ。
「ウォォォォォオ!」
オーガ達はただ勢いに任せて走ってくるだけ。馬鹿な奴らだな。ひょっとして、頭を撃ち抜いても効かないんじゃないか?
まぁ、いいか。私のスキル「対応銃弾」で、ホローポイント弾を装填する。このスキルはどんな銃弾でも装填できるようになる。ホローポイント弾は、国際的に禁止されるレベルの銃弾だ。(軍隊で、だが。)これならいいだろう。
コルトSAAの有効射程は50m。しかし、近い方が精度が高まる。
もっと近づいてこい...
「おい、何故立っている。怖気付いたのか?」
「...」
うるさい。そっちの声の方が裏返っているくせに...。
60...50...40...30...そろそろいいか。
心臓がある(あるのなら、の話だが。)辺りに狙いを定めて、引き金を引く。
心地いい反動と発砲音を残して標的に吸い込まれる様に飛んでいく。6発とも同様に...
ホローポイント弾は狙い通り、オーガ達の内蔵をスクランブルエッグ状態にしてくれたようだ。
「な、何だ...?」
「これが私の武装ですよ。問題ありませんでしたでしょう?」
ズズーン...と大きな音を立てて巨体が6つ倒れていく。
「カムイ...お前一体なにをしたんだ...?」
「怖気付く必要などなかったでしょう?これが銃です。詳しくは...また後ほど。」
「む...そうか、だが、助かった。感謝する。」
さっきまでの私を信用していないような態度はどこへやら...
まぁ、コイツらの役に立って認められればいいのだが...
その時、ドドドドッと、沢山の足音が聞こえてきた。
「あぁ...我が同士たちだな...」
どことなくしゅんとしてるな。
「如何なさいました?」
「いや...」
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