リロードバレロ

あきさか

#3 やっぱり実戦だな。

「あ〜、盗賊だな。」

兵隊「何とかできませんか?!」

「焦るなよ……創魔術=紅い宝石の落石そうまじゅつ・ルビー=エディト!。」

盗賊「な、何だこれ?!!」

盗賊2「ほ、宝石の落石だ〜っ!」

四方から悲鳴や苦痛が聞こえてくる…。

「これで終わりだよ。創造魔術=真紅の宝石化ブラッド・マジック=レッド・ダイヤリィ!。」

兵隊「あ、あの大軍を一人で……。」

「さてと、そろそろ出てきてもらおうか…兎さん…?」

兵隊「えっ?!」

ぴょんぴょんと飛び跳ねてくるのは、兎耳をした人間だった。

おそらく、この世界で言うところの”幻獣人げんじゅうじん”だろうなぁ。

?「何で、ユティアはわかったの?気配を消してたのに…。」

「まあ、説明するとややこしいから省略で…。で、貴女の名前は?」

ラビィ「私は”ラビィ・ハピネス・ラヴァー”貴女は?」

ここは心機一転と言う事で、名前変えよ〜。

「僕は”ココロ・ブラッド・シグナー”ココロって呼んでよ。」

ラビィ「助けてくれてありがとうココロ!」

兵隊「あの、姫を守ってくださり誠にありがとうございます。」

「良いよ…で、その肝心の”姫さま”は?」

兵隊「魔馬車の中に居ます。」

ガチャ……。

馬車が都合良く開いてくれたな。

?「ふわぁ〜…。って、貴女達は一体どこのどなた方ですの?」

「アンタが姫さまか〜。」

姿はと言うと、リリー程の露出度の高い洋服じゃないけど…ゴスロリの甘いロリータ系ワンピにパンプスと言った服だな。

髪色は、紅色の三つ編みロングに薄桃の瞳色が特徴的。

ヴィオラ「私は”ヴィオラ・アーカイル・ルナ・15世”ですの。貴女達の名前は魔馬車の中で聞かせて貰いました。兵隊方を助けていただきありがとうございます。お礼をひかねて、私のお屋敷に案内をしますわ。もちろん、兎さんもね。」

ま、マジっすか!!

あ、今夜泊まる宿とか貸して貰えるかな?

「言葉に甘えて、案内されて貰います。」

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