桜幻夢録書

あきさか

第1話 『幻想』

僕はただ歩いていた…。

何もない山はとにかく素晴らしい…。

もうこの世界に嫌気が刺した。

些細な事がきっかけで僕は他人からイジメられるようになった。

イジメる理由は知らないけどね…。 

?「もうこんな世界嫌だ…。」

?『じゃあ幻想世界に来る?』

?「えっ?!貴方は一体!?」

燈『驚かせてごめんね、私の名前は”出雲 燈いずも あかり”よ。』

遊「僕の名前は”城巛 遊しろかわ ゆう”です。あの、”幻想世界げんそうせかい”とは一体なんですか?」

燈『幻想世界は全てを受け入れてくれる…一言で言うと”とても良い世界ところ”よ。』

遊「行きたいです!今すぐ僕を貴方の世界に連れて行ってください。」

燈『わかったわ。じゃあこの空間に入って頂戴。』

—光の空間—

遊『眩しい…。』

燈『じゃあ行ってらっしゃい。私も後で行くから…。』

遊『えっ?』

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