桜遊伝録書

あきさか

第13章 『終わり無き願望』

蘭「……ここは?」

沙夜『ここは”最果ての世界さいはてのせかい”だ。』

蘭「沙夜が創ったの?」

沙夜『そうさ…んじゃ”最後の決戦”と行こうじゃないか。』

蘭「うん。」

沙夜『スペルカード発動、神技じんぎ四十八苦しじゅうはっく」。』

蘭「スペルカード発動、神殺剣じんざつけん『八咫ノ劔(やたのつるぎ)』…。」

沙夜『なっ…!……スペルカード発動、神符しんふ村神の白咲斬りむらかみのしろざききり」…!あ、当たらないだと?!』

蘭「紅符こうふ紅色の祝福スカーレット・ソルジャー』…!」

沙夜『…次で終わりにしようか…。』

蘭「…そうだね。」

『「スペルカード発動!」』

沙夜『闇符やみふ超異次元の冥界スーパーミラクル・ジェネレーション」!』

蘭「神符しんふ神々の裁きかみがみのさばき』!」

沙夜『……がはっ…オレの負けだよ蘭、強くなったな……もうこの世に未練はない。冥界に連れて行ってくれ燈…。』

燈『…わかったわ。スペルカード発動、冥界めいかい成仏天覧じょうぶつてんらん」。』

蘭「沙夜っ!」

沙夜『…蘭、オレの事お前が死ぬまで忘れるんじゃねぇぞ?忘れたら怒って夢に出てくるからな?』

蘭「沙夜の事死ぬまで絶対に忘れないよっ!…ありがとう沙夜、幻想世界ここに連れてきてくれて…。」

沙夜『ああ…。』


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