桜遊伝録書

あきさか

第9章 『黒幕』

燈『妖子達も戻ってきた所でこの異変の黒幕を推測するわ。』

蘭「えっ?燈さん、わからないんですか?」

燈『?じゃあ貴方はわかるの?』

蘭「…ええ、でも絶対とは言い切れません。」

妖子『そうなの?』

蘭「おそらく黒幕は私が幻想入りするのがわかっていた人物…それとこの世界を知っている人物…これはあくまでですが幻想世界の住人説です。」

妖子『なるほどね。』

燈『そうなると少し厄介ね。』

蘭「おそらくですが私黒幕の名前知ってるかもです…。」

あろま『えっ?!』

妖子『それなら早く言って頂戴。』

燈『で、その犯人の名前は?』

蘭「…黒幕の名は”美津野 沙夜みづの さよ”………私の1番の友人でした。彼女はここに来る前ハンドル操作で誤ってトラックが沙夜に突っ込んでしまって即死だったそうです…。」

燈『…今貴方がやるべき事は幻想世界と沙夜さんがなぜか闇に染まってしまった心を貴方が必ず救う事。これ二択よ。』

蘭「わかりました。沙夜と幻想世界を救ってみせます!」

妖子『私達もできる限り協力するわ。』

蘭「みんな、ありがとう。」




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