魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

班別対抗戦編 #51 竜騰虎闘

斉藤「それでは!試合開始!」

舞姫「私は、剣聖の相手をします皆さんは敵の各個撃破をお願いします」

班員「了解」

舞姫の指示で行動を開始する

雅「あんたらは、剣姫以外の足止めよあとで剣バカが行くから持ちこたえなさい」

班員「了解!」

暁「剣バカって、、、もしかして僕の事?」

雅「あんた以外誰がいるのよ?」

暁「雅がどう思っているのかよくわかったよ」

雅「それじゃあ、私は先に剣姫の所に行くわ後でね」

そう言い残し、暁の元を去る雅

暁「ああ、僕が行くまでやられないでね」





暁の元へ向かう舞姫その進路上に一人の魔女がいた

雅「来たわね剣姫、悪いけどここは通行止めよ」

舞姫「貴女ですか、参宮雅」

雅「ええ、悪いけどこの先には行かせられない」

剣を構える舞姫

舞姫「悪いですが、押しとおります!!」

雅「いきなり!?接近戦はまずい!」

舞姫に対し、火属性の魔法を飛ばす雅

舞姫「その程度の魔法など!」

その全てを回避し接近する

雅「ちょ!?相変わらず強いわね!!」

舞姫「遅い、一の型空蝉」

高速の一撃が雅に迫るがそれを阻むものが現れる

舞姫「来ましたね」

暁「すまないが、彼女をそう簡単に倒されては困るんだよ」

暁により防がれた空蝉

雅「ちょっと、遅いわよ?」

暁「これでも、急いだんだけどな~」

舞姫「まさか、貴方私の班員を」

暁「ああ、悪いけど倒させてもらったよ」

あの僅かな時間で四人を倒す暁に戦慄する舞姫

雅「あんたのチームも私らのメンバー倒したんだから大したもんよ」

舞姫「そうですか、では私が貴方達を倒します!」

一気に接近してくる舞姫

暁「ああ、行くよ」

激しい剣戟が繰り広げられる

雅「援護するわ!」

暁「雅!!待て!」

援護を振り切り剣戟に興じる暁

舞姫「流石ですね、まさかこれ程とは!」

暁「君の方こ凄いよ!!まさかこれ程の腕を!!」

中継モニターには二人の嵐のような剣戟が写されていた

翼「おいおい、笑ってんぞ暁のやつ」

天理「舞姫も、凄いわねまさかあの二人が剣術を競うとこうなるとは」

二人の激しい戦いに魅入られる生徒達

暁「流石の腕だね剣姫!!これなら本気で戦えそうだ!」

舞姫「まだ本気でないと?ならこれでどう!」

身体強化を発動し、さらに剣速を上げる舞姫

暁「こ、れは!!」

暁が後退する

舞姫「自慢の二刀流で来ないのですか?」

暁「ああ、君には手加減している場合じゃないようだね」

そう言いながらもう一振りの刀を抜刀する暁

暁「天一流の神髄を見せよう剣姫」

再び衝突する二人



翼「暁も凄まじいが舞姫もすげえな」

舞姫「こんなところで負けたら承知しないわよ」

雪音「恋のライバルだもんね?」

茶化してくる雪音

勇気「だけど、流石1年女子最強だぜ」

翼「暁も天理のライバルになるな」

天理「それでも、私のライバルはあいつよ」

(舞姫、あんたはあいつを倒せる?それともここまで?)




暁「雪羅!!」

雪羅の能力である氷の斬撃を放つ暁

舞姫「二の型疾風連斬!」

疾風の如き高速の連続斬りで雪羅を切り裂く舞姫

暁「流石だね!けど!!」

激しい魔力と剣戟の応酬




輝夜「凄いね、これで一年生なんだもんね」

黒神「い、良いのか?これでは何方かが再起不能になるぞ」

輝夜「大丈夫だよ、危なくなったら止めればいいんだよその為の私達でしょ?」

黒神「全く、お前にはかなわん」

(死ぬなよ本田)




暁「そろそろ、君の剣筋が見えてきたよ」

舞姫「私もです、三の型時雨!」

雨のような連続の突きを繰り出す

暁「剣でここまで楽しのは久しぶりだよ!!」

その攻撃をものともせずに防ぎきる暁

舞姫「埒があかない、そろそろ決めます」

舞姫の周囲に銀色の風が吹き始める

暁「へえ、それが噂の銀の風かならこっちも本気で行くよ」

舞姫「行きます!!」

銀色の風が暁を襲う、その風事態が岩を砕き、肉体を引き裂く一撃

暁「こ、これは!!」

一瞬で無数の傷を受ける暁

舞姫「休ませません、一気に畳みかける!!」

暁「雪羅、炎斬魔力解放」

静かに告げる暁

舞姫「これは!?」

暁「僕のこの二振りの刀は概念武装なんだ、雪羅にはすべてを凍り付かせる概念がそしてこの炎斬はあらゆる物を焼き切ることができる概念が付与されている、それは君の風すらも例外じゃない」

その言葉の通り、銀色の風は一部は凍り付き、また一部は焼き切れる

舞姫「そんな、、」

暁「楽しませてくれたお礼だよ」





天理「凄い、、あれが宮本の概念武装の力」

雪音「天理ちゃんのも凄いけどあれも凄い」

勇気「てか、あの強さにあの武器って汚くない?」

美香「まあ、でも扱うにも技術が必要だから」

その時、全く違う事を想うっている男がいた

翼「なあ、これって校内行事だよね?」

その一言に応えるものは誰もいなかった



次回予告

暁「君は美しく強かった」

翼「なんか、負けたくなくなった」

天理「このお!!魔法オタク!」

輝夜「それまでっていったよね?」

暁「確かめたかったんだよ君が僕が背中を預けるに足る人物なのかをね」

次回 誰がために



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