魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

学園内抗争編  #38 激突

黒神「奴らの拠点は町外れの廃ビルだ」

翼「そんな所にいたんですか?」

学園内にいると思っていたのにそんな所に

真田「ええ、例の魔力増幅の薬も外部からもたらされた物かと」

金剛「あいつら、ヤバい奴らとつるんでんじゃねえだろうな?」

月野「なら、朱雀やその仲間も例の薬を使ってくる可能性もあるのね?」

その通りだ、只でさえ実力者がその薬を使ったらどうなるのか、、、

黒神「何にせよ、奴らは全員捕らえる事に変わりない気を引き締めろ」




廃ビル内

朱雀「それじゃあ、全員配置につけのこのこやってくる風紀委員を殲滅するぞ」

神原「ええ、了解したわ」

亜門「鳴神い~早く来いよぉ」

真壁「では、俺は行くぞ」

全員が各階に散っていく

朱雀「これで俺達の有用性がわかる、この学園で最強は俺なんだから、、、、、」

その呟きは闇に消える





黒神「ここだな」

真田「ええ、それでは作戦通りに4つの出入り口全てから各班突入します」

真田さんから無線で全員に連絡が入る

黒神「ああ、作戦開始!!」

金剛「おっしゃ!行くぜ!!」

月野「うるさいわね、黙っていきなさいヤンキー」

金剛「誰がヤンキーだ!!」

この二人は、、、、

黒神「全く緊張感がないな」

真田「申し訳ありません、、」

真田さんの苦労は絶えない

黒神「では行くぞ鳴神」

翼「はい!」

(今から行くぞ、天理無事でいてくれ)

各班、廃ビル内へ突入する

黒神「早速お出ましか」

ビル内に突入して早々に、取り巻きの生徒達が待ち構えている

「風紀委員が来たぞ!!!やれ!!!」

翼「こいつら、こんなにいたのか!!」

黒神「鳴神、ここでは私達二人だできる限り温存しながら進むぞ!」

翼「了解!行きます!!」

この先、強敵との戦いが予想される、可能な限り真旅奥は温存したい所だ

「くたばれ!!!」

敵が真正面から突っ込んでくる

翼「遅い!」

攻撃を躱し、背後を取る

翼「雷撃!!」

雷撃、簡単にいうとスタンガンみたいな地味な技だが対人では効果を発揮する

「があああああ!!」

電流を流され気絶する

翼「これで、一つ」

黒神「さて、久しぶりに遊んでやろう」

「黒神優奈だ!まとめてかかるぞ!!」

黒神「いいぞ、まとめてかかってこい!!」

黒神の手から、魔力の塊が発生しそこからレーザーのように放出される

翼「嘘だろ?そんなのありかよ?」

優奈さんの戦うところは初めて見るがその破壊力に戦慄する

黒神「私の魔法は単純明快さ、魔力の凝縮と物質化これは応用力の効く使い勝手のいいものだ」

これが、3年次席風紀委員長黒神優奈の実力

翼「これは、俺も気を抜いていられないな!!」

身体強化を行い、スピードで圧倒する

「こ、こんなの、、、勝てるわけ、、、、」

敵の掃討が完了する

黒神「さて、先を急ぐぞ」

翼「はい!」

この人と一緒なら負ける気がしない





金剛「おらあああああ!!!爆殺魔球バクサツマキュウ!!」

大量の火球を同時展開し発射すし攻撃する

月野「本当に品のない攻撃ね」

金剛「うるせえ!!倒しさえすりゃいいんだよ!!」

月野「魔法ってのはこうするのよ!!糸玉!」

魔力により生成された糸の弾丸を連続で打ち出す

金剛「へっ!地味な魔法だな!派手に行こうぜ!!」

月野「うるさ~一人でやってなさい」

金剛「何だとこの野郎!!」

その時、不意に音が聞こえたそして次の瞬間衝撃波が襲う

金剛「なんだあ!?」

月野「これは!?」

神原「なんだ~あたしの相手は、ヤンキーと糸女かあ~」

そこには、2年三席神原操のすがたがあった

金剛「てめえ、、神原!!」

月野「あら、あんたもそっち側だったんだ笛女」

神原「あんたらみたいなザコ、まとめて相手してやるわよ」





黒神「ここは、随分広いな」

翼「ええ、でもここなら」

黒神「ああ、派手に戦えそうだ」

そのフロアには二人の男が待っていた

亜門「な~る~か~みぃ~!!!待ってたぞ!!」

真壁「ここは通すことはできん」

翼に怒りを燃やす亜門と真壁の二人が待ち構えていた

黒神「ふむ、あの亜門という男はお前に任せるもう一人は私がやろう」

翼「わかりました、気を付けてください」

黒神「誰に言っている、ここで負けることは許さんぞ」

翼「わかってます、必ず倒します」

そうだ、あの時のようにはやらせない

翼「決着をつける!!」

亜門「こいよお!!!!」

翼と亜門の再戦が幕を開ける

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