魔導学園での下剋上 

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英国オクスフォード学院編 #24 タッグマッチ

斉藤「それでは第三回戦、今回はタッグマッチです」

暁「それじゃあ行ってくるよ」

雅「あんたに繋ぐから待ってなさい」

翼「ああ、頼りにしている」

今回は、2体2のタッグマッチこちらは前衛最強の宮本と後衛最強の参宮のコンビだ

アーサー「このまま負け越しては居られんぞ、円卓の騎士としてその力を示せ」

ランスロット「必ずや勝利を」

ガウェイン「極東の生徒達には敗北を」

オクスフォード学園からは円卓の騎士最優と戦闘力ではアーサー以上といわれる最強の騎士が

斉藤「では、両陣営ともに準備は良いですね?それでは試合開始!」

宮本と参宮の二人なら必ず

暁「それじゃあ雅、援護は任せるよ」

雅「ええ、敵をこっちに通さないでよ!!」

ランスロット「行くぞガウェイン、まずは後衛の魔術師から潰す」

ガウェイン「承知!」

相手は後衛の参宮狙いか、戦術としては基本だなだけど

舞姫「宮本さんをそう簡単に抜けはしないでしょう」

ガウェイン「魔法は撃たせん」

雅に迫るガウェイン、だがそこに極東1年最強の男が待ち受ける

暁「僕を無視して後衛を狙えるとでも?」

ガウェイン「こいつ、いつの間に!?」

ランスロット「お前は右からいけ、私は反対からだ」

暁「たかが挟撃くらいで僕に届くかな?」

左右同時からの攻撃を完璧にさばく暁

ランスロット「なんだと」

ガウェイン「こいつ」

暁「それがエクスカリバーに所以のガラディーンとアロンダイトか素晴らしい剣だ」

ランスロット「貴様の剣も名のあるものと思うが?」

暁「わかった?この二振りの刀は雪羅と炎斬どちらも概念武装さ」

ガウェイン「概念武装か、だが我らの剣は神話武装その上を行く」

暁「仲間の言葉を借りるなら、武器の強さが勝敗を分けると思わないことだね」

ランスロット「戯言を、その減らず口いつまで聞けるか見ものだな」

ガウェイン「そろそろ、正午か、、」

その時、ガウェインから膨大な魔力が放出される

暁「なんだ?」

ガウェイン「俺は太陽の加護を受けている、その力は正午に最高潮に達しその力は通常の3倍もの能力値に至る」

翼「おいおい、なんだそのチートは」

ランスロット「その能力で正午には私を上回る戦闘力を持つ」

暁「へえ、楽しみだな」

雅「時間は十分い稼げたわね」

その時後方で待機していた雅から複数の属性の魔法が放たれる

ランスロット「何だと!?」

暁「もういいのかい?」

雅「ええ、戦闘中にこんな時間をもらえたんだもの十分すぎるわ」

ガウェイン「貴様の相手は俺だ!!」

暁「おっと、接近戦は君たちの専売特許じゃないよ」

雅「援護するわ、五重の魔力破エンシェントシンフォニー

ランスロット「馬鹿な!?火水土風金そのすべての魔力攻撃だと!?」

雅「そう、私の魔力は五大属性全てを操る、魔法に関して私に勝てる奴なんていないのよ!!」

ランスロット「こ、こんなことが」

暁「隙だらけだよ!!」

ランスロットの一瞬のひるみを見逃さず一撃を入れる暁

ガウェイン「魔術師が!調子に乗るな!!!」

雅「簡単に近寄れるとでも!?」

雅から放たれる魔力により吹き飛ばされるガウェイン

翼「お、思ったより一方的な展開だな」

というかあの二人強すぎだろ、ランキング戦で当たらなくてよかった

舞姫「ええ、ですが油断できないのが円卓の騎士です」

確かに、それにあの剣の能力をまだ奴らは使用していない

暁「ねえ、こんなもんなの?円卓の騎士って」

雅「思ったより大したことなかったわね」

ランスロット「このような屈辱!」

ガウェイン「だが、我々はまだ武装を使用していない」

雅「なによそれ、ダサ」

ガウェイン「それは太陽の加護を受けし、もう一振りの聖剣!その力解き放つ!ガラディーン!!!」

それは、まさしく太陽の一撃その強大な魔力の奔流は二人に迫る

雅「なによこれええ!!」

だが、それをも超えるのが次期剣聖と呼ばれる最強の男

暁「雪羅、炎斬抜刀!!斬り裂け!二天一流奥義!狂斬切キョウザンキリ!!」

激しい魔力と魔力の衝突、だがその押し合いに勝ったのは

ガウェイン「まさか、ガラディーンの一撃をここまで削るとは」

暁「いや、まいったな、、、この僕が、、」

そこにはボロボロの暁の姿が

雅「ちょっと宮本あんた大丈夫なの!?」

咄嗟に雅が張った魔力障壁によりダメージは逃がしたがそれでも防げないダメージがあったようだ

ランスロット「待っていたのはこの瞬間だ!!」

雅「しまった!?」

雅の背後から迫るランスロット、その瞬間雅は完全に無防備になっていた

翼「まずい!!逃げろ!」

ランスロット「逃がさん!」

その刹那、閃光が奔る

暁「いやいや、そう簡単にやれると思われるなんて心外だな」

ランスロット「貴様、この一瞬でどうやって!?」

暁「言っておくけど僕は魔道学院の生徒だよ?剣が得意でも本文の魔法だって使えるさ」

雅「まさか、あんた氷でも炎でもなくて本当の魔力は」

暁「そう、僕の属性は光魔法さ」

ガウェイン「だとしても!!」

ガウェイン、ランスロットの二人同時に切り結ぶ暁

ランスロット「馬鹿な、我ら二人同時に相手にだと!?」

ガウェイン「認めよう貴様は強い」

暁「光栄だね、円卓の騎士に剣で認められるとは」

迫る二人に徐々に押される暁

雅「援護する下がれ」

一進一退の攻防を繰り広げる四人

雅「そろそろ魔力がきついわね」

暁「ああ、僕もそろそろ限界だ」

二人とも魔力も僅か、体力も限界だろう

ランスロット「これが最後の攻撃だな」

ガウェイン「ああ、最後の魔力全て解き放つ」

翼「これが最後の攻防になるな」

アーサー「勝つのは我々だ」

四人「「いくぞ!」」

ガウェイン「それは太陽の加護を受けし、もう一振りの聖剣!その力解き放つ!ガラディーン!!!」

ランスロット「エクスカリバーと起源を同じくする聖剣!竜殺しの力を解き放つ!アロンダイト!!」

両名から放たれた極大の魔力、太陽の一撃とまるで湖を思わせる精錬なる青き斬撃

雅「行くわよ!あたしの魔力全部あんたに預ける!!エンチャント!五大属性付与エンシェントゲイン!」

雅から全魔力の付与をされ、五大属性と光の魔力が合わさり黄金の魔力が暁の剣に宿る

暁「受け取ったよ、六属性魔法断罪の剣ジャッチメント!!」

会場は光に包まれた



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