魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

英国オクスフォード学院編 #15 転校生 後編

舞姫「あなた、まさか本田家の」

天理「ええ、よくご存じで剣姫」

なんだ、なんでかピリピリしている

翼「よ、よお舞姫、パトロールか?」

引きつった笑顔で話しかける

舞姫「ええ、その女は何故翼君に何故抱き着いているんですか?」

天理「それは、翼が私のだからよ」

ええ、なんなのこの二人あった瞬間からこんな感じなの?

舞姫「離れなさい、校内の風紀を乱すことは許しません」

風紀委員モードになった舞姫が剣を向けてくる

雪音「ねえ、舞姫さん凄く怒ってない?」

勇気「間違いない、翼が悪いんだろう」

美香「間違いない」

こそこそと話す三人組

天理「あら、今気が付いたけど翼、あなたもその制服風紀委員なの?」

翼「ああ、まあなこのコート暑いんだよだから離れて、、」

舞姫「今すぐ離れなさい、彼も迷惑しているわ」

俺の話きいてる?無視は悲しいな、、

天理「あら、なら実力で黙らせたらどうかしら?」

天理さん?なんでケンカ売ってるの?

舞姫「良いでしょう、本田家の力見せて貰いましょうか?」

天理「じゃあ、私が勝ったら翼は好きにさせてもらうわよ?」

舞姫「良いでしょう、では場所を移しましょう」

そういい、グラウンドへ移動する

翼「どうして、こうなった」





いま、思い返しても全然わからない

舞姫「では、行きます!!」

一気に距離を詰める舞姫

天理「あら、スピードはなかなかねでも」

その手にもつ槍で舞姫の剣を受け止める

天理「甘いわよ、こちらの出方も見ずに突っ込んでくるなんて愚かね」

天理からの反撃にあい体制を崩される舞姫

舞姫「つ、強い!、、でも!」

天理「魔力を使いなさい、剣技だけでは私には及ばないわ」

雪音「そういえば、舞姫さんお魔力って何属性なのかな?」

勇気「そういえば、大会中一度も使わなかったよな?」

少しずつ追い込まれる舞姫

舞姫「その通りですね、あなたは強い認めます」

天理「貴女もね剣姫、少し楽しくなってきたわ」

その時、舞姫の周囲に風が集まりだす

舞姫「魔力解放、行きます」

舞姫が風の魔力に包まれその一撃は疾風の如き一撃

天理「あら、さっきに比べてかなりマシになったわね」

天理「スピードで圧倒させて貰う!」

目にも止まらない連撃を繰り出す舞姫だが、それを完璧に防ぎきる天理

天理「ほらほら、もっと力を見せてよ」

舞姫「このスピードでも、ならこれで!!」

この魔力の上昇は!?

翼「あの馬鹿ども!!」

勇気「あ、おい!翼!!」

翼はグラウンドの中心に向かう

天理「あら、じゃあ私も少し力を見せてあげるわ、行くわよ蜻蛉切」

天理のもつ槍の刃に高濃度の魔力が集まる

舞姫「シルフ・バースト!!」

圧縮された風の魔力が剣から放たれた

翼「クソ!間に合わねえ!!」

天理「ふふ」

その時、空間が歪んだ

舞姫「こ、これは」

天理「あ~あ、もう終わりみたいだね」

輝夜「二人とも、少しやりすぎだったんじゃないかな?」

二人の攻撃は突如歪んだ空間に飲み込まれ消えた

翼「輝夜さん、助かったよ」

輝夜「やあ、つー君お姉ちゃんだよ」

満面の笑みを浮かべ抱き着いてくる輝夜そこへ、二人がやってくる

舞姫「すいません、会長つい熱くなってしまい」

輝夜「もう、舞姫ちゃんだめだよ?」

輝夜に優しく怒られる舞姫

天理「相変わらず強いんだね輝夜ちゃん」

輝夜「お転婆なのは変わらないね天理ちゃん?」

天理「まあね、久しぶりただいま」

輝夜「ええ、お帰り天理ちゃん」

翼「まったく、舞姫も天理も反省しろよ」

俺の身にもなれってんだ

舞姫「ごめんなさい翼君」

上目使いに謝ってくる舞姫、これは破壊力が凄い

翼「まあ、怪我が無くてよかったけどな」

天理「でも、あと少しで私も輝夜ちゃんに追いつけるかな?」

輝夜「まだまだ、負けた上げないよ~」

翼「天理、その槍だけど」

輝夜「本田家に代々伝わる名槍、その刃に止まった蜻蛉が割断されたことから名は」

天理「蜻蛉切、その能力は絶対割断この槍の前ではあらゆる物が割断される」

翼「恐ろしい事だ」

輝夜「それにしても、二人はどうしてケンカしてたの?」

しまった、すっかり忘れていた

天理「え~翼がどっちの物かってしょうぶかな?」

舞姫「そんな、私は別に////」

天理「じゃあ私のでいいんだ?」

舞姫「ダメです」

俺の意思はいったいどこに、、、


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